コットンハウスの坪単価とみんなの口コミや評判をリサーチ!

コットンハウス

コットンハウスの詳細スペック

性能レビュー
★★★★★
★★★★★
(4.4)
  • 高い断熱性能
  • 高い耐震性能
  • 長期優良住宅
  • 低炭素住宅
  • ZEH対応
  • 高い窓性能
  • 省エネ住宅
  • 換気システム
  • 地盤保障
  • 長期無料保証
価格調査
設備・仕様
商品名本体価格坪単価
高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)本体価格の目安:2,350~2,650万円前後坪単価の目安:67~75万円前後
断熱材
吹付ウレタンフォーム,硬質ウレタンフォーム
窓仕様
YKK:APW330、430 LIXIL:EW(PG)、(TG)
換気システム
第一種熱交換換気システム
制振装置
制震ダンパー「ダイナコンティ」

目次

コットンハウスってどんな会社!?

こちらのページでは、静岡県浜松市に本社を置く地域密着型の工務店「コットンハウス」について詳しく解説してまいります。

コットンハウスは安全性・快適性・省エネ性などさまざまな住宅性能に優れたフルオーダー注文住宅を得意とする工務店です。設計自由度の高い工法を基本とし、デザイン性にも定評がありますが、同社がもっとも力を入れているのは「住まいの快適環境」。そのためコットンハウスでは何よりも「断熱性/気密性」にこだわっています。

一戸建て住宅の断熱工法には複数の種類がありますが、コットンハウスではもっともポピュラーな「内断熱工法」にさらに構造躯体の外側を「付加断熱材」ですっぽりと覆う「ハイブリッド断熱工法(ダブル断熱工法)」を採用。ハイグレードな断熱工法を用いたコットンハウスの住まいは、標準仕様でZEH水準(UA値0.6以下)をクリアするどころか、平均UA値では「0.38W/㎡・K」を計測。この数値は「国内屈指の断熱基準「HEAT20 G1~G2水準」にも達するレベルです。

さらに全棟で丁寧な気密工事・気密測定を徹底し、実測平均C値は「0.18cm2/m2」を計測しています。C値0.2を切る水準の家は全国でも有数レベルの高気密住宅と言えます。限りなくスキマの少ない高気密住宅は、優秀な断熱仕様を最大限発揮できるのはもちろん、住み始めてからの光熱費コストも安く抑えられるほか、構造の劣化も抑えられます。安上がりなメンテナンスコストで長く住み続けられるのもコットンハウスの家の大きなメリットと言えるでしょう。

コットンハウスは静岡県(浜松市・湖西市・磐田市・袋井市・掛川市・周智郡森町・御前崎市・菊川市)と愛知県(豊橋市・豊川市・新城市)を施工対応エリアとしています。同エリアで、高気密・高断熱で省エネな注文住宅を建てたい方は必見の工務店です。ぜひ当ページでコットンハウスの家づくりをチェックしてみましょう。

コットンハウスの会社概要

工務店名コットンハウス
会社名株式会社コットンハウス
所在地静岡県 浜松市 西区篠原町21566
電話番号053-488-5522
代表者大場晴久二
設立2008年
資本金10(百万円)
売上高調査中
従業員数20名
着工数調査中件
施工エリア静岡県,愛知県
キャッチコピー性能が創る家族の幸せ
売り文句・強みUA値0.38 C値0.20の高気密高断熱住宅
画像出典元・HPhttps://www.cotton-house.jp/

コットンハウスの価格や坪単価を知る

それではまずコットンハウスの具体的な価格・坪単価から解説して参ります。

コットンハウスの注文住宅は施主のこだわりを細かくヒアリングしてつくり上げるオーダーメイドの注文住宅です。完全自由設計のフルオーダースタイルですから、注文次第で価格帯は変動しますが、こちらの項目ではわかりやすいようにコットンハウスの標準仕様で30~35坪程度の一般的な広さで自由設計注文住宅を建てた場合の本体価格・坪単価の目安をご紹介します。

高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)

  • 本体価格の目安:2,350~2,650万円前後
  • 坪単価の目安:67~75万円前後
コットンハウスの注文住宅は完全自由設計・フルオーダースタイルですので注文次第で価格は前後しますが、コットンハウスの標準的な仕様・35坪程度の一般的な広さの2階建て住宅であればおおよそ「本体価格2,350~2,650万円前後」「坪単価67~75万円前後」が予算の目安となります。 コットンハウスは温水管を基礎の中に通す床下暖房システム「スラブサーモ」を採用している点も特徴です。スラブサーモによって暖められた床下空間の暖気が自然対流により家の中すみずみまで暖かくしてくれます。自然エネルギーを賢く活用する高気密高断熱住宅は年間の光熱費も安く抑えられます。
高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)外観画像
高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)内覧画像1
高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)内覧画像2

高気密高断熱住宅(自由設計の注文住宅)の特徴

  • 完全自由設計のフルオーダー注文住宅
  • 設計自由度に優れる木造軸組み工法
  • 全棟で許容応力度計算を実施
  • 全棟で制震ダンパーを搭載
  • 平均UA値0.38・平均C値0.18の高気密高断熱住宅
  • セルフクリーニング機能付き外壁を標準採用
  • 床下暖房「スラブサーモ」を標準採用

コットンハウスの家の住宅性能を確かめる

コットンハウスで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。

1.耐震等級

災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る

耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。

2.断熱等性能等級

1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要

断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。

3.一次エネルギー消費量等級

今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気

こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。
※これらは後から付け加えたり変更する場合は大きな支出が発生します。容易に変更が難しい項目のため、契約の前に調査・比較しておく必要があります。

コットンハウスの住宅性能

【解説】
コットンハウスの注文住宅の住宅性能について解説していきます。

まず耐震性についてですが、こちらは4点評価とします。1点減点となっているのは、コットンハウスでは標準仕様では「耐震等級」を取得しておらず、あくまで「耐震等級3相当」であるからです。

ただ誤解のないようお伝えしておきますが、コットンハウスは全棟でもっとも信頼性の高い構造計算(許容応力度計算)により建物がどれだけの負荷に耐えられるかを確認し「耐震等級3相当の耐震強度」を確保しています。さらに標準で制震ダンパー(ダイナコンティ)を装備した「耐震+制震仕様」となっています。制震機能がプラスされた住まいは地震に耐えるだけでなく、地震の揺れを吸収し構造へのダメージも最小限に抑えるため、地震災害に非常に強い建物と言えます。

耐震性評価は当サイトの評価ルールに則り1点減点としているものの、コットンハウスの家の地震に対する安全性は極めて高いと考えて良いです。

なおコットンハウスでは耐震等級の取得申請にかかる実費を負担すれば耐震等級3を取得することも可能だと思われます。地震保険の割引を受けたい場合など、耐震等級3にこだわる方は一度ヒアリングしてみましょう。コットンハウスで耐震等級3を取得した場合の耐震性評価は文句なしの満点評価です。

続いて断熱性/省エネ性ですが、こちらは満点評価とします。細かい断熱仕様については後述しますが、コットンハウスではハイグレードなダブル断熱工法を標準化し断熱性能の数値は「平均UA値0.38」となります。この数値は「ZEH基準(UA値0.6以下)」をクリアするどころか、国内屈指の断熱基準であるHEAT20 G1~G2グレードにも届く水準です。またコットンハウスは全棟で気密測定を徹底し、実測平均C値0.18を計測しています。C値に関しては全国でもトップクラスに優秀です。HEAT20 G1~G2の断熱性、C値0.18の気密性であれば夏は涼しく冬は暖かい1年中快適な温熱環境を実現できるはずです。

設計自由度に関しても満点評価が妥当でしょう。コットンハウスはフルオーダーの注文住宅を得意としており、比較的設計上の制限の少ない木造軸組み工法を採用していますので、間取りの自由度は高いです。他社で断られた間取りなどもコットンハウスなら実現できるかもしれません。また木造軸組み工法は、面構造の家に比べてリフォームのしやすい工法でもあります。将来、家族構成が変わった時などにも柔軟に対応できる点は大きな特徴といえるでしょう。

コットンハウスの建物初期保証は「10年間」となりますので、アフターサポート面としては当サイト基準に則り3点評価とします。ただし、この点は他社と比較してサービスレベルが低いというわけではありません。地域密着型の工務店では、ほとんどが10年保証に留まりますので、建物保証・防水保証に関しては他社と横並びです。むしろ、コットンハウスは品確法で義務付けられていない地盤保証(30年間)、シロアリ保証(5年間)を付けており、この点は評価できるポイントです。特に30年間の地盤保証はかなり手厚いと言えます。

価格面に関しては、コットンハウスの注文住宅は「坪単価67~75万円前後」が目安となりますので、ローコスト系の住宅メーカーと比べるとやや高めです。しかしコットンハウスの住宅性能を考えるとこの価格帯はコストパフォーマンスが高いです。

そもそもコットンハウスは初期費用を抑えることよりも「高い住宅性能により住み始めてからの光熱費コスト・メンテナンスコストを抑えられる家づくり」に重きをおいている工務店です。初期費用だけをローコスト住宅メーカーと比較するとやや高額ですが、30年、40年、50年と長く住んだ場合のシミュレーションをすればコストパフォーマンスは決しては低くはありません。

耐震性・断熱性・気密性などの住宅性能を高めて、安全・快適・省エネに暮らせるコットンハウスの注文住宅は適正価格かむしろ良心的な価格水準と言えるでしょう。

コットンハウスの耐震性および耐震等級を知る


次に「コットンハウスの住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。

コットンハウスは柱・梁・筋交いで建物を支える「木造軸組み工法」で家を建てています。従来の木造軸組み工法は、仕口(しぐち)加工といって木材の接合部分を削って重ねあわせるため、どうしても接合部分の強度が落ちてしまう弱点がありました。しかしコットンハウスでは可能な限り接合強度をたかめるよう、ピン工法(金物接合)を採用しています。コットンハウスの構造接合部は30tの荷重に耐えるピン(金属接合)を用いられていますので、非常に頑丈です。従来の木造軸組み工法の接合部分の断面欠損率は約38%であるのに対し、コットンハウスのピン工法の場合は断面欠損率11%。数字の上でも大幅に断面欠損が少ないことが表れています。

さらにコットンハウスでは全棟で許容応力度計算を行い、耐震等級3(最高等級)相当の耐震強度を確保しています。構造計算のなかでももっとも信頼性の高い許容応力度計算により「建物がどれだけの応力(負荷)に耐えられるか?」をしっかり計算された建物は間違いなく地震に強いと言えます。

許容応力度計算とは
構造計算の一種。構造の安定性・地震荷重・風荷重・鉛直荷重・偏心率・剛性率など多岐にわたるポイントを正確に計算する。資料用紙1枚で事足りる簡易計算(壁量計算)と比べて、許容応力度計算ではA4用紙200~300枚に及び手間もコストもかかるが、もっとも信頼性が高い。

ご存じでない方も多いですが、木造2階建て以下の一戸建て住宅は法律的には「構造計算を行わなくてもよい」ので、多くの木造ビルダーは「構造計算をしない、あるいは簡易計算(壁量計算)で済ませている」というケースが非常に多いのです。

そんな中、手間とコストがかかる許容応力度計算を木造2階建て以下の建物を含め、全棟で行っている点は非常に高く評価できるポイントです。

許容応力度計算を行い耐震等級3相当の強度が確保されている時点で耐震性は十分に高いですが、コットンハウスではさらに全棟標準で「制震ダンパー:ダイナコンティ」を搭載された制震住宅となっています。

制震ダンパー ダイナコンティ

ダイナコンティはオイルのねばりを利用して地震の揺れをゆっくりにする、また建物の傾きを軽減する木造建物向けの制震ダンパーです。地震が発生した瞬間にすぐに機能しはじめ建物が揺れる方向と反対に動き、揺れにブレーキをかけ早い揺れをゆっくりに、大きな揺れを小さくします。地震エネルギーをおよそ20~40%軽減できるため、構造に蓄積するダメージを大幅に抑えられます。

コットンハウスの注文住宅は許容応力度計算により高い耐震性がしっかり確保されていますが、耐震等級3相当であっても、大災害クラスの大きな揺れ(震度7以上)が繰り返し発生した場合には構造躯体にダメージが蓄積する可能性は否定できません。

せっかく新築マイホームを建てるのですから、地震がくるたびに家に深刻なダメージがないか?を心配したくないですよね。コットンハウスのような耐震+制震住宅ならば、地震のたびに揺れそのものを抑えるため、構造に蓄積するダメージも最小限に抑えられます。地震のたびに「制震住宅でよかった!」と思わせてくれるはずです。

なお、ダイナコンティは特殊な三層構造でオイル漏れを防止し、耐食・対候性に優れたアルミニウム合金でできているため、約50年間メンテナンスフリーです。50年間ランニングコストがかからない点もうれしいポイントと言えるでしょう。

少々説明が長くなりましたが、コットンハウスの住まいは全棟許容応力度計算により耐震等級3相当の耐震強度が確保され、さらに制震ダンパーが標準搭載されている、極めて地震に強い住まいです。

コットンハウスの断熱性能・UA値・断熱材および断熱等級を知る


続いてコットンハウスの断熱性能についてもう少し深堀りしていきます。
コットンハウスの断熱標準仕様は以下の通りです。

断熱箇所コットンハウスの断熱仕様
外壁(内断熱)吹付硬質ウレタンフォーム(75mm)
外壁(外断熱)硬質ウレタンフォーム(30mm)
屋根吹付硬質ウレタンフォーム(80mm),硬質ウレタンフォーム(40mm)
基礎基礎外防蟻断熱材(40mm)
窓サッシ樹脂サッシ
窓ガラスLow-Eトリプルガラス
中空層アルゴンガス
スペーサー樹脂スペーサー
玄関ドアYKK:ヴェナートD2仕様かLIXIL:ジエスタK2仕様

細かい断熱仕様をみてもわかりにくいと思いますが、結論から述べるとかなりハイグレードな断熱仕様です。

コットンハウスは外壁部分にダブル断熱工法(内断熱+外断熱)を採用しています。内断熱と外断熱を両方施工するダブル断熱工法は非常に高い断熱性を確保できるため、おもに寒冷地で採用される断熱仕様です。

コットンハウスでは内断熱に吹付ウレタンフォーム(75mm)、外断熱にボード状の硬質ウレタンフォーム(30mm)を採用。発砲プラスチック系断熱材のウレタンフォームは、一般的なグラスウール断熱材に比べて熱伝導率に優れており、高い断熱性能を確保できるほか、吹き付けタイプのウレタンフォームは、構造材の細かいスキマを埋める効果もあり気密性アップにも寄与します。

また木造一戸建て住宅では「天井断熱」と「床下断熱」がポピュラーですが、コットンハウスは「屋根断熱」と「基礎断熱」を採用している点も特徴的です。

屋根に断熱層を設けるには高い施工技術が求められるほか、コストも高く付きますのでローコスト系の住宅メーカーではあまり採用されませんが、性能面を考えると屋根断熱は非常に優秀です。小屋裏空間までまるごと断熱できるので、夏の上層階(2階・3階・小屋裏)の暑さを大きく軽減できます。

基礎断熱は床面ではなく基礎部分に断熱材を施工する断熱工法です。基礎からまるごと断熱するため、冬の時期に床からくる冷気を感じにくい断熱工法です。

屋根断熱も基礎断熱も家の中に温度差が生じにくい工法ですので、湿気・結露を抑制しやすい点も大きなメリットです。

そして室内の温熱環境に大きな影響を与えるのが窓・ドアなど開口部の断熱仕様です。
住まいの中でもっとも熱損失の大きな箇所は窓やドアなどの開口部です。分厚い断熱材を施工していても窓やドアのグレードが低いと快適な室内環境は実現できません。

コットンハウスの窓は熱伝導率に優れる樹脂サッシ、樹脂スペーサー、遮熱効果のあるLow-E金属膜を張ったトリプルガラスにアルゴンガスを封入したタイプを標準採用。こちらは他社だとオプションの位置づけとなることが多い寒冷地仕様の窓です。

またドアにも寒冷地仕様のもの(YKK:ヴェナートD2仕様かLIXIL:ジエスタK2仕様)を標準採用しているのでこちらもまったく問題ありません。窓・ドアに初めからしっかり寒冷地仕様のタイプを装備している点はコットンハウスの大きな特徴と言えます。

なお、住まいの断熱性は「UA値」という数値で表し、UA値は値が小さいほど断熱性が高いことを示します。
コットンハウスでは社内基準を「UA値0.6以下」に設定しています。UA値0.6はZEH基準(4.5.6.7地域)をクリアする水準ですので、十分優秀な断熱性といえますが、基準はあくまで「少なくともクリアすべき水準」であり、実際のコットンハウスの建物は「平均UA値0.38」を計測しています。

UA値0.38であれば国内でも特に厳しい断熱基準「HEAT20 G1~G2グレード」すらもクリアする数値です。コットンハウスの断熱仕様は極めて優秀と言えるでしょう。

コットンハウスの施工エリアである静岡県・愛知県は比較的温暖なエリアですので、HEAT20 G1~G2水準の断熱性が確保されていれば、夏は涼しく冬は暖かい1年中快適な温熱環境がしっかり実現できるはずです。

コットンハウスの気密性・C値を知る


断熱性とセットで高めておきたいのが、気密性です。

断熱材を分厚く敷き詰めていても、家のあちこちに細かい無数のスキマが空いていれば熱損失してしまいますし、エアコンの効率も悪くなり光熱費が高くなってしまいます。またスキマから熱損失することで室内に局所的な温度差が生じ、結露の原因にもなります。木造住宅にとって、結露はカビや腐食など構造躯体の劣化につながる大敵ですから、気密性が悪い住まいは構造の寿命も早めてしまいます。

室内の快適な温熱環境を維持するうえでも、構造劣化を防ぎ建物寿命を長く保つうえでも気密性は大切な性能です。

住宅の気密性能は「C値(住宅における相当隙間面積)」という数値で表し、こちらもUA値と同じく値が小さいほど気密性が優れていることを示します。

コットンハウスでは気密性の基準を「C値0.3以下」に定めています。C値0.3をわかりやすく言い換えると「家全体に対してハガキ0.3枚分のスキマしかない」ということです。

一般的、木造一戸建て住宅の場合「C値2.0以下ならば高気密住宅」と言われていますので、コットンハウスが基準とする「C値0.3」の建物は超が付くほどの高気密住宅と言えますが、コットンハウスの実際の建物では「平均実測C値0.18」を計測しています。C値0.18であれば全国でもTOPクラスに優秀な高気密住宅と言えます。

また実測値で社内基準をはるかに上回るC値を計測している点も素晴らしいです。
C値は、家のスキマですから設計プランがいくらハイグレードでも肝心の施工が雑であれば良い数値が出ません。コットンハウスが実測平均C値0.18を計測しているということは、同社が施工の隅々まで精密・丁寧に行っているなによりの証明と言えるでしょう。

コットンハウスはUA値もHEAT20 G1~G2水準の高気密高断熱住宅なので、1年中快適な室内環境を実現できるはずです。

コットンハウスの24時間換気システム


次にコットンハウスの24時間換気システムについて解説していきます。

建築基準法により日本の住宅はシックハウス症候群対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。

※シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などから発散されるホルムアルデヒドなどの化学物質が室内に充満することで起こる健康被害のこと。主な症状は目がチカチカする、頭痛、吐き気など個人差が大きい。

シックハウス症候群対策としては、そもそもホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれていない建材を用いることも有効ですが、化学物質は建材だけでなく家具などにも含まれますので、一番の対策はやはり「換気」です。24時間換気システムを設置することで「2時間に一度、室内の空気が入れ替わる」ため、シックハウス症候群の対策となります。

一戸建て住宅で採用される24時間換気システムは大きく分けて「第1種換気システム」と「第3種換気システム」の2種類があります。

換気システムの種類特徴
第1種換気システム給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う
第3種換気システム排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる

コットンハウスでは換気能力に優れる第1種熱交換換気システムを採用しています。
第1種換気システムは給気・排気のどちらも機械(ファン)のチカラで強制的に行うため、第3種換気システムよりも換気能力が高く、室内の空気環境を常に清潔に保つことができます。

また、第1種換気システムには「熱交換機能」が搭載されていることも大きな特徴です。
熱交換機能とは、通常の排気の際に捨てられてしまう室内の熱(暖かさ・涼しさ)だけをを回収し、再利用しながら換気する機能のことです。換気は熱損失が大きいですが、熱交換機能付きの簡易システムならば熱損失を最小限に抑えながら室内の空気を清潔に保てるため、エアコンの効率も良く非常に省エネ効果が高いです。

コットンハウスの注文住宅は、平均実測C値0.18を計測する非常に優秀な高気密住宅でもありますので、しっかり空気の通り道が確保され、常にキレイな空気環境が実現できるはずです。

お子様がいるご家庭など空気環境を重視したい方にもコットンハウスはオススメできます。

コットンハウスは省エネ・創エネ住宅も得意


コットンハウスはZEHビルダーとして登録しており、省エネ・創エネに特化したZEH住宅を建てることも可能です。

ZEHとは住宅の省エネ性能を向上させ、太陽光パネルなどの創エネ設備を搭載することで「家で消費するエネルギーを家で創るエネルギーで賄う(差し引きゼロを目指す)住まい」のことです。

ZEH住宅としての認定を受けるためにZEH基準のUA値(4.5.6.7地域:0.6以下)をクリアする必要がありますが、コットンハウスの注文住宅は標準仕様でZEH基準であるUA値0.6をを少なくともクリア(平均UA値0.38)していますので、太陽光パネルを搭載するなど軽微なオプション追加のみでZEH認定を受けられます。

標準仕様の断熱性能が工務店でZEH認定を受けるには、そもそもの断熱仕様を大きくアップグレードしなければならないので、オプション費用も高く付いてしまいますが、コットンハウスならばもともと高気密高断熱の省エネ住宅が標準となりますので、ZEHにするための追加費用は少なく住みます。

「せっかく注文住宅を建てるなら光熱費を抑えられるZEHが良い」と考えている方にもコットンハウスはオススメできる工務店と言えるでしょう。

コットンハウスの実例を一部紹介

コットンハウスの手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。

コットンハウスの建築実例1
コットンハウスの建築実例2

白と黒のスタイリッシュな外観の平屋住宅。無垢板天井の上質な内装も素敵です。

コットンハウスの建築実例3
コットンハウスの建築実例4

塗り壁外壁は継ぎ目のない美しい仕上がりが特徴です。吹き抜けリビングの開放感は抜群です。小上がり和室の段差で圧迫感なく空間を自然に区切ることができます。

コットンハウスの建築実例5
コットンハウスの建築実例6

白を基調としたスタイリッシュな外観と内装です。折り上げ天井は空間を広く感じられる効果もあります。

コットンハウスの外壁材


続いて、コットンハウスの外壁について解説します。

コットンハウスでは「窯業系サイディング」「ガルバリウム鋼板」「塗り壁(モルタル)」など複数の外壁材を標準採用しています。特徴としてはいずれの外壁材も「セルフクリーニング機能付きの製品(光触媒加工)」を全棟標準で採用している点でしょう。

セルフクリーニング機能とは、外壁材に光触媒加工を施すことで表面の分解力と親水性を高めて汚れを付きにくくする機能です。光触媒加工された外壁材はそもそも非常に汚れが付きにくいですが、万が一汚れがついてしまった場合でも、太陽光が当たることで汚れが分解し、親水性が高いので雨が降れば自動的に洗い流されます。太陽光にあたり、雨が降れば自動で外壁がきれいになるので、セルフクリーニング機能と呼ばれます。

さらにコットンハウスでは外壁材に「塗膜保証15年」が付くものを採用できますので、外壁を長期間キレイに保つことができます。

外壁材は家の見た目を決定づける部材ですから、長期間美しさを保てる点は非常にうれしいメリットと言えるでしょう。

コットンハウスの保証やアフターサービスを紹介

次はコットンハウスの保証やアフターサービスについてみていきましょう。
コットンハウスの保証内容は以下の通りです。

保証箇所コットンハウスの保証内容
建物初期保証20年間
建物最長保証60年間
保証延長条件定期点検+有償メンテナンス工事(建物引き渡しから15年目以降は有償点検)
地盤保証30年間
シロアリ保証20年間
住宅設備保証10年間

新築住宅を建てる場合、あるいは買う場合には「住宅の品質確保促進法(品確法)」という法律で、建物の引き渡しから10年間は販売者が瑕疵担保責任を請け負うことが定められています。したがって、どのハウスメーカー・工務店で新築注文住宅を建てたとしても、引き渡しから少なくとも10年間は「建物保証(構造躯体・雨水の侵入を防止する部分)」が付きます。

コットンハウスの建物初期保証は20年間となります。
そのため品確法で定められた範囲(10年間)の倍の保証期間が付くためかなり優秀と言えるでしょう。またコットンハウスでは5年ごとの定期点検を行うことで最長60年まで保証が延長するシステムとなっています。
ただし、建物の引き渡しから10年目までの定期点検は無償となりますが、15年目以降は有償点検となりますのでご注意ください。15年目以降の有償点検を行わなかった場合、初期保証20年は有効なのかどうかはきちんと確認を取っておきましょう。

そのほか、コットンハウスでは品確法では義務付けられていない地盤保証(30年間)、シロアリ保証(20年間)、住宅設備保証(10年間)を付けていますので、この点は評価すべきポイントです。これらの保証は競合他社と比べても長いです。

なお、コットンハウスは以下のタイミングで無償の定期点検を行っています。

コットンハウスの無償定期点検(建物の引き渡しから)
  • 1年後
  • 2年後
  • 5年後
  • 10年後

建物の引き渡しから10年間で計4回の無償定期点検となっています。

コットンハウスは値引きできる?

工務店値引き

次にコットンハウスの家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。

実は住宅業界では個別の値引き対応がよく行われています。実際に値引きができるかどうかはタイミング次第でもありますし、各工務店によっても対応がまちまちですので、ハッキリ断言することは難しいですが、一般的には建物本体価格の3~8%前後であれば交渉の余地があると言われています。

ただコットンハウスに関してはインターネット上で過去の値引き事例を確認できませんでしたので、値引きの可否はハッキリとはわかりません。とはいえ、完全に無理と決まっているわけではありませんし、値引き対応の可否は購入するプランやタイミングによっても変わってきますので、購入の意思が固まったならまずは建物本体価格の3~8%を目安に交渉してみることをオススメします。

なお、値引き交渉はプランがしっかり定まり正確な見積もりがでた直後、「契約直前」がベストタイミングです。工務店サイドも契約の直前まで話が進んだお客様の案件は「絶対にまとめたい」と考えています。少し大胆な交渉をぶつけても検討してくれる可能性は高いはずです。

当サイト「みんなの工務店リサーチ」では効果的な値引き交渉のコツを特集ページにまとめています。
コットンハウスに限らず、どの工務店と交渉する場合でも有効ですので、本格的な値引き交渉を行う前にぜひチェックしておきましょう。

コットンハウスの口コミから評判を確認

【コットンハウスへの口コミ】
地元で高気密高断熱住宅を建てるならコットンハウスが一番コスパが良いと思います。大手含めて複数社見積もりをお願いしましたが、性能面でも価格面でも一番納得感がありましたし、契約後の細かい仕様変更も嫌な顔一つせずやってくれました。建築中のため仕上がりはまだわかりませんが、しっかりした対応をしてくれる会社なので問題ないと思っています。

【コットンハウスへの口コミ】
断熱性はかなり高いと思います。冬は特にそう感じますね。エアコンをつけずに快適、とまではいきませんがエアコンをつけるとすぐに温まりますし、光熱費も思ったよりも抑えられています。ギリギリ予算内に抑えられましたし価格面でも満足しています。

【コットンハウスへの口コミ】
総合バランスが良い工務店だと思います。デザインも今風なモダン住宅にもできますし、性能面も高気密高断熱で耐震性も高い。価格はローコスト系メーカーと比べると高いですが、家は一生ものなので安かろう悪かろうではダメだと思い決心しました。大手メーカーや鉄骨系は価格が高くて手が出ないですし、ローコスト系は性能が不安で納得できなかったので、結局バランス的にコットンが一番良かった。地元に高性能戸建てを建てる会社があってよかったです。

【コットンハウスへの口コミ】
モデルハウスをみてきましたが間取り、デザイン的にも悪くなかったです。ダブル断熱工法とやらで断熱と気密にもかなり力を入れているようで光熱費が安く上がるとのこと。ただ、まだ全然正確な見積もりではないですが、金額的には少し予算を超えそう。ランニングコストを安く抑えられるなら…ということで一応検討候補。

【コットンハウスへの口コミ】
コットンハウスで家を建てましたが、断熱性能は触れ込み通りに確かに良いと思います。夏は2階の日当たりのよい部屋はむわっと感じることはありますが、1階は極端に暑くならないですしエアコンをつければすぐに冷えます。冬は床暖で家中快適。坪単価は60万は超えるが住宅性能と完全注文であることを考えれば良心的な価格だと思います。

コットンハウスはインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。

コットンハウスの口コミ・評判をまとめると
  • 高気密高断熱住宅としてコスパが優秀
  • 気密性・断熱性が高い
  • 夏も冬もエアコンの効果がすぐに感じられる
  • 性能面・価格面で納得感がある
  • 総合バランスが高い工務店
  • ダブル断熱で光熱費が安くあがる

コットンハウスの口コミ評判は、高い断熱性能や総合的なバランスに優れる点などに対してポジティブな内容が目立った印象です。

最後にコットンハウスの注文住宅について総合的にまとめておきます。

コットンハウスは平均UA値0.38、平均C値0.18と極めて気密性・断熱性に優れる注文住宅を手掛ける工務店です。高気密・高断熱な住まいは快適な室温環境を実現できるだけでなく、光熱費コストも安く抑えられるほか、結露リスクも抑制し建物の長寿命化にも寄与します。

また住まいの安全性にもチカラを入れており、全棟で許容応力度計算を行い、さらに全棟標準で制震ダンパー(ダイナコンティ)を搭載。繰り返しの地震にも非常に強く、また自由度に優れる設計を得意としています。

コットンハウスの注文住宅は「坪単価67~75万円前後」が目安となりますので、ローコスト系住宅メーカーと比較するとやや高めの価格帯ではありますが、、コットンハウスの住宅性能を考えればこの価格帯はむしろお得です。コットンハウスの注文住宅は長持ちするうえ、住み始めてからの光熱費コスト・メンテナンスコストも安く抑えられます。マイホームは長く住むのが大前提です。30年、40、50年と長く住むことを考えるとコットンハウスのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

コットンハウスは静岡県・愛知県で安全性・省エネ性が高い注文住宅を建てたい方にぜひ一度チェックして頂きたい一社です。まずはカタログを取り寄せ、どんな設計プランが可能なのか確認してみることをオススメします。

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