ケンコーホームの詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
いつか~未来~ | 本体価格の目安:1900万円~ | 坪単価の目安:55万円~ |
暖冬涼夏の家 | 本体価格の目安:1750万円~ | 坪単価の目安:50万円~ |
リ・クレアール | 本体価格の目安:1500万円~ | 坪単価の目安:43万円~ |
- 断熱材
- 現場発泡ウレタンフォーム
- 換気システム
- 1種
目次
ケンコーホームってどんな会社!?
ケンコーホームは長崎県を地盤に累計1000棟も一戸建て住宅を手掛けてきた地域密着の工務店です。大きな特徴としては北米生まれの木造ツーバイ工法を採用している点が挙げられます。
一般的な日本の在来工法は柱や梁で建物を支える「木造軸組工法」ですが、木造ツーバイ工法は別名「木造枠組壁工法」とも呼ばれ、壁で建物を支える構造をしています。設計自由度は劣りますが、壁で建物を支えるツーバイ工法の方が地震や台風に強いとされています。
またツーバイ工法は構造上気密性に優れており、北米や北欧などの極寒エリアでは主流の工法です。それだけ高気密高断熱住宅に適した工法という事です。ケンコーホームは家づくりのコンセプトに「冬暖かく夏涼しい住まい」を掲げているので、木造ツーバイ工法を採用している訳ですね。
特にケンコーホームは断熱性能は九州の工務店としては突出した「UA値」を実現しています。標準仕様のままでもZEH基準値を大きく上回る内容なので、正に「冬暖かく夏涼しい住まい」を実現していると考えて良いでしょう。
他にも「光と風をデザインする」を掲げているように、自然エネルギーを最大限活用する「パッシブデザイン」の考え方が採用されています。例えば年間を通して安定した日射を確保出来る北側の開口と、南と東からの日射を季節によって調整出来るような設計、そして自然の爽やかな風通しを計算した設計を考慮します。高気密高断熱住宅だから可能な「過剰な冷暖房機器に頼らない快適な住環境」を実現しています。
長崎県で高気密高断熱住宅を建てたいとお考えの方は、ケンコーホームは候補に含めておきたい1社だと思います。
まずは複数の候補と一緒にカタログのお取り寄せをして、どのようなマイホームが実現可能なのか、または他社と比べてどの位「住宅性能」が優れているのかをチェックされる事をおすすめします。
じっくりと比較検討を行う事で各社のメリット・デメリットを把握する事が出来ますし、相場観も養われます。マイホーム計画で失敗しない為にも出来るだけ多くの候補と比較検討を行ってみましょう。
ケンコーホームの会社概要
工務店名 | ケンコーホーム |
---|---|
会社名 | 株式会社ケンコーホーム |
所在地 | 長崎県 西彼杵郡 時津町元村郷1212-4 |
電話番号 | 095-882-8830 |
代表者 | 山下剛 |
設立 | 1995年 |
資本金 | 30(百万円) |
売上高 | 1965(百万円) |
従業員数 | 57名 |
着工数 | 55件 |
施工エリア | 長崎県 |
キャッチコピー | 2×4工法の冬暖かく夏涼しい住まい |
売り文句・強み | 北海道基準を超える高気密高断熱住宅を実現可能 |
画像出典元・HP | https://www.kenkohome.co.jp/ |
ケンコーホームの価格や坪単価を知る
ケンコーホームでは価格帯に合わせて3つのグレードを用意しています。フラッグシップモデルとなる「いつか~未来~」、人気商品の「暖冬涼夏の家」シリーズ、そして規格住宅型の「クレアール」シリーズがあります。
いつか~未来~
いつか~未来~の特徴
- 木造2×6工法を採用
- 外壁にALCコンクリートパネル採用
- 完全自由設計
暖冬涼夏の家
暖冬涼夏の家の特徴
- 木造2×4工法を採用
- 四層構造の設計を採用
リ・クレアール
リ・クレアールの特徴
- 木造2×4工法を採用
- 規格住宅のセレクトプラン
ケンコーホームの家の住宅性能を確かめる
ケンコーホームで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。図解でわかる!ケンコーホームの住宅性能
【解説】
ケンコーホームは木造ツーバイ工法を採用している工務店です。天井・壁・床の6面体で建物を支えるモノコック構造は外力に強いのが特徴で、高い耐震性能を有しています。ですがケンコーホームでは耐震等級を公表していない為、暫定の「3評価」としました。
断熱性能は非常に優秀で、公表されているUA値は北海道基準をクリアする数値です。同価格帯の競合他社に比べて強みになるポイントになるでしょう。
一部商品を除いて設計やデザインの自由度も高く、価格や保証制度も及第点以上の評価と、総合力の高い注文住宅を手掛けている印象です。ケンコーホームは長崎県で多くの方に選ばれている工務店ですが、この総合力の高さが魅力ではないでしょうか。
ケンコーホームの耐震性および耐震等級を知る
ケンコーホームは木造ツーバイ工法を採用しています。建物を「軸」で支える在来工法に対し、ツーバイ工法は「面」で建物を支えます。壁と天井、床を合わせて6面体を構成する「モノコック構造」は新幹線や航空機などでも採用される程で、地震に強い構造として知られています。
ケンコーホームでも同じくこの構造を採用しているので、一定水準以上の耐震性能を有している事が予想されますが、残念ながら耐震等級に関する記述が公式ホームページ上で確認する事が出来ませんでした。
九州は熊本地震以降、地震が頻発しているエリアでもありますので、気になる方は事前に耐震等級いくつ相当になるのかを確認するようにしましょう。
ケンコーホームの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
ケンコーホームは九州の工務店としてはかなり高水準な断熱性能を実現しています。ケンコーホームのフラッグシップモデル「いつか~未来~」仕様を適用した場合の断熱性能は「UA値0.36」です。ちなみにUA値は数値が小さい程、断熱性能が優秀という事になります。ケンコーホームの「UA値0.36」はこれは北海道のZEH基準を上回る数値です。
ケンコーホームの「いつか~未来~」では木造2×6工法を採用しています。通常の木造2×4工法に比べて、約1.6倍も壁に厚みを持たせる事が可能で、断熱材も分厚く施工する事が出来ます。ケンコーホームで採用している断熱材は現場で発泡する硬質ウレタンフォーム。隙間なく施工する事が可能なので、高気密高断熱を容易に実現する事が出来ます。断熱性能に関しては文句無しで高評価です。
ケンコーホームの実例を一部紹介
ダーク系の外壁で都会的な印象の外壁。内装壁にもレンガやコンクリート打ちっぱなし風の壁紙を採用しています。
鮮やかなブルーの外壁が素敵な佇まい。内装も高気密高断熱だからこそ活きる吹き抜け空間。
アメリカ西海岸を彷彿させる外観デザインとアイランドキッチンのあるリビング。
ケンコーホームの保証やアフターサービスを紹介
マイホームを新築した場合、構造上重要な箇所と雨水の侵入を防ぐ箇所に関して、施工業者には最初の10年間は「瑕疵担保責任」が法律で義務付けられています。
ケンコーホームでも同じく引き渡し後の10年間は無償で受ける事の出来る初期保証として10年間が用意されている形となります。10年目に有料のメンテナンス工事を受ける事で保証期間はもう10年延長可能で、最大20年の保証制度が用意されています。白蟻保証は5年用意されており、こちらも5年毎の有償工事を行う事で最大20年目まで保証期間を延長出来ます。
引き渡し後の無料定期点検は「1ヶ月目」「6ヶ月目」「1年目」「2年目」「5年目」「10年目」に実施されます。また日常の住宅のお手入れやメンテナンス等もいつでも相談に乗って欲しいとの事。ローコスト価格帯である事を考慮すればなかなかの厚待遇が用意されていると考えて良いでしょう。
ケンコーホームは値引きできる?
マイホームはとても大きな買い物です。少しでも安く購入出来るのなら積極的に値引き交渉を行うべきです。では、ケンコーホームは値引き交渉が可能なのでしょうか。
ケンコーホームは低価格モデルからハイクラスモデルまで価格帯によって3つのグレード商品を用意しています。特に規格住宅タイプの商品に関してはかなりリーズナブルな価格設定としているので、これ以上の値引き交渉は難しいかもしれませんが、ハイクラスモデルに関しては交渉の余地があるかもしれません。
注文住宅業界は多くのハウスメーカーや工務店で値引き交渉が行われています。数万円どころか、数十万円、時には100万円以上の値引きが行われるケースも珍しくはありません。ケンコーホームの場合は流石にそこまでの値引き交渉は難しいかもしれませんが、何かしらの譲歩を引き出せる可能性はあるでしょう。
もし価格面での値引き交渉が難しい場合には、オプションや設備をサービスして貰えないか交渉してみるのも手です。少しでもお得にマイホームを新築したいとお考えの方は、下記の値引き交渉のコツや、効果的な交渉等をまとめた特集ページをチェックしてみて下さい。
ケンコーホームの口コミから評判を確認
【ケンコーホームへの口コミ】
断熱性は凄いです。夏も冷房切って何時間も部屋の中の冷気が抜けません。こんな事、賃貸アパートに住んでいる頃には有り得なかった事ですから、感動しています。長崎県では結構施工数も多いし、地元の工務店の中では安心して依頼出来る会社だと思います。
【ケンコーホームへの口コミ】
2×4工法は高温多湿な日本の気候に合っていないと思い込んでいましたが、最近は大手でも採用している所も多くて、地震大国の日本では2×4工法の方が合ってるような気がします。日本で一番売れてる一条工務店さんが2×6工法ですもんね。なので、我が家もケンコーさんの2×4工法にお願いする事にしました。
【ケンコーホームへの口コミ】
ツーバイ工法だから、外壁がちょっと重くても大丈夫って事らしいのでALCコンクリートの外壁を採用出来るのは嬉しいですね。厚みはそれほどではありませんが、ヘーベルハウスと同じ外壁と自慢出来るのは嬉しいポイントです。外観に重厚感が出ますし、価格以上に高級な家に見えるので凄く満足出来ます。ALCの外壁おすすめですよ。
【ケンコーホームへの口コミ】
設計士の方のセンスが良いのか、カフェのようなお洒落な家に仕上げて貰えました。黒い外壁に木目を融合したので近所の人にも最初お洒落なカフェが出来るのかと思ったと言われました(笑)。それとやはり断熱性は本当に素晴らしいですね。吹き抜けを採用してもエアコンの効率が下がらないのは流石です。
【ケンコーホームへの口コミ】
カリフォルニアスタイルの家に昔から憧れていたので、最初は輸入住宅のハスウメーカーと商談を進めていたのですが、予算的に厳しくて、もう少し安く実現出来そうなところを探していたらケンコーホームさんが再現出来ると聞いてお願いしました。こちらの希望するデザインを予算内に仕上げて貰って本当に感謝しています。
ケンコーホームのインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- 長崎県では信頼出来る施工実績
- 断熱性が優秀
- ALC外壁の満足度が高い
- デザインがお洒落
- 設計自由度が高い
ケンコーホームは高気密高断熱住宅が実現し易い木造ツーバイ工法を採用した注文住宅を手掛けています。断熱性能は北海道基準を超える優秀さで、「冬暖かく夏涼しい」のコンセプト通りの家を実現する事が可能です。
また一部規格住宅商品を除いて設計の自由度が高く、外観から内装に至るまで、施主の希望やライフスタイルに合った設計が可能な点も強調材料です。施工実績を見ても多彩なデザイン性は興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
長崎県で多くの実績を持つ地域密着型の工務店なので地元の不動産情報にも強く、土地も一緒に探している方にも頼りになる存在です。長崎県で高気密高断熱の家を建てたいと考えるなら、ケンコーホームは外せない候補の1社になると思います。
まずは複数の候補と一緒にカタログのお取り寄せをして比較してみる事をおすすめします。競合他社と良く比較を行う事で相場観を養う事も可能ですし、他社の提案プランから思わぬアイデアが閃く場合もあります。マイホーム計画で失敗しない為にも、出来るだけ多くの工務店と比較を行うようにしましょう。
- 完全自由設計, 土地探しの相談可, ALC・コンクリート外壁
- コメント: 1
アメリカ西海岸風のデザインが好きで、ケンコーホームに依頼したけど、予算内に収まったし満足してる。低予算でそれなりに良い家を建てたいならケンコーホームは候補に入ると思う。一番グレードの高いやつだと流石に高いけど、価格が安いプランでもそれなりの住宅性能があるし、ツーバイ工法の強みって感じする。