ファーストステージ(一級建築事務所)の詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
ファーストステージの注文住宅 | 本体価格の目安:1900万円~ | 坪単価の目安:54万円~ |
- 窓仕様
- YKK-AP APW430
- 制振装置
- 住友理工製「TRCダンパー」
目次
ファーストステージ(一級建築事務所)ってどんな会社!?
ファーストステージは茨城県水戸市に本拠を構える一級建築事務所で、自社設計と自社施工を行う工務店でもあります。設計士による洗練されたデザインを低価格で実現する事が出来る会社として定評があり、「茨城県」「東京都」「神奈川県」全域で施工が可能となっています。
ファーストステージでは家づくりを行う上で「私の約束」として3つの約束を掲げています。
- 家づくりのプロがワンストップで対応
- お客様との家づくり
- 住み易くてかっこいい家を、より安く
ファーストステージは従来のハウスメーカーや工務店のような営業担当は存在せず、設計士が直接プランニングを行うスタイルで家づくりを行って行きます。
施主の理想や要望を直接図面に起こしてくれるので意思疎通が伝わり易いですし、設計士が予算面も考慮した上で提案をしてくれるので、予算オーバーになり難い等のメリットがあります。
また、ファーストステージでは設計士が中心となり「設計料」「大工工事費」「材料費」の3つの費用で家づくりを行うのがコンセプト。営業マンの人件費を無駄と考えている会社なので、営業マンが存在しないという訳ですね。
基本的にファーストステージは設計事務所畑の会社になる訳ですが、ワンストップによる自社設計・自社施工を行っています。つまり下請け業者への中間マージンも削減する事が出来るので、デザイナーズ住宅のようなカッコイイ家を安く提供する事が可能となっています。
過去の施工事例を見ると「シンプルモダンスタイル」やアメリカ西海岸を彷彿とさせるような「カリフォルニアスタイル」のデザインが得意な印象で、どちらかと言うと若い世代向きの印象でしょうか。屋上スペースを活用した「プラスワンリビング」などの施工実績が多いのも大きな特徴です。
地震に強い木造2×6工法を採用し、断熱性もしっかりと強化している点も特筆すべき点。設計事務所畑の会社はデザイン面を重視し過ぎて、住宅性能や機能性は二の次にしてしまうイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、ファーストステージは住宅性能や機能性もしっかりと考慮した上で「ちょっとカッコイイ家」を実現してくれます。
興味がある方は、まずはカタログのお取り寄せをしてみては如何でしょう。ファーストステージによる「設計士のつくる家」は新しい発見が見つかる可能性が高いので、他に本命が決まっていた場合でも候補に含めておきたい工務店の一つです。
ファーストステージ(一級建築事務所)の会社概要
工務店名 | ファーストステージ(一級建築事務所) |
---|---|
会社名 | 株式会社ファーストステージ |
所在地 | 茨城県 水戸市 常磐町1丁目1番地9号 FSビル2F |
電話番号 | 029-225-6670 |
代表者 | 飯村 真樹 |
設立 | 1997年 |
資本金 | 20(百万円) |
売上高 | 調査中 |
従業員数 | 56名 |
着工数 | 93件 |
施工エリア | 茨城県,東京都,神奈川県 |
キャッチコピー | 設計士と建てる家 ちょっとカッコイイ家作っています |
売り文句・強み | 設計士とつくる低価格でかっこいい家 シンプルモダンとカリフォルニアスタイルのお洒落な家 |
画像出典元・HP | https://firststage.biz/ |
ファーストステージの価格や坪単価を知る
ファーストステージは、施主の要望やライフスタイルに合わせてイチから設定し、家づくりを進めていきます。幾つかの提案プランやスタイルのようなものは存在しますが、商品や定価という概念がありません。ですが、過去の事例からおおよその坪単価や本体価格の目安を知る事は出来ます。
ファーストステージの注文住宅
ファーストステージの注文住宅の特徴
- シンプルモダンとカリフォルニアスタイルのお洒落なデザイン
- 設計の自由度が高い
- 標準装備の設備グレードが高い
ファーストステージ(一級建築事務所)の家の住宅性能を確かめる
ファーストステージ(一級建築事務所)で家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。ファーストステージの住宅性能等バランス評価
【解説】
ファーストステージはデザイン性だけではなく、住宅性能も重視した家づくりを行っている印象です。工法や耐震構造、断熱仕様を見る限りはかなり高水準な住宅性能を有している事が予想されますが、耐震等級や断熱等性能等級や基準値のような具体的な数値は公表していない為、その分評価を落としました。具体的な数値の公表など、今後の改善に期待をしたい部分です。
設計士とつくるちょっとカッコイイ家のコンセプト通り、設計の自由度は高く、価格もしっかり抑えられている印象です。勿論、拘れば拘るほど価格は上乗せされていく形となりますので、予算オーバーには気を付けるようにしましょう。
ファーストステージの耐震性および耐震等級を知る
ファーストステージは設計事務所畑の会社としては珍しく木造2×6工法を採用しています。
在来工法は柱や梁で建物を支えるのに対して、ツーバイ工法は壁で建物を支えます。構造上、ツーバイ工法の方が地震エネルギーを分散して受け止める事が出来るので耐震性能に優れているとされています。しかも2×6工法は一般的な2×4工法に比べて、約1.6倍も壁の厚みを持たす事が出来るので、更に建物の強度を高める事が可能です。
設計自由度の高い在来工法ではなく、木造2×6工法を採用する設計事務所。この時点でファーストステージが住宅性能も重視している会社というのが良く判ると思います。
また施主の希望によっては在来工法(木造軸組工法)を採用する事が可能です。その場合でも建物強度を高める為に弱点とされる接合部に金物を使用し、耐力壁を併用する事でツーバイ工法と同水準の強度を実現する事が可能となります。
また追加オプションで住友理工製の「TRCダンパー」を採用する事も可能です。こちらは地震エネルギーを吸収し、熱エネルギーに変換して放出する「制震技術」が用いられており、地震の揺れを約50%低減する事が可能です。
但し、ファーストステージでは公式ホームページ上でも耐震等級に関する記述はありません。設計により耐震等級3を約束出来ない事、または耐震等級取得には費用が掛かってしまう事等から、敢えて表記していないのかもしれません。耐震性能及び耐震等級に関しては、直接ヒアリングをされる事を推奨致します。
ファーストステージの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
ファーストステージの注文住宅は断熱性能にも重視した家づくりを行っています。これは創業者の方が「結露のしない家」を重視した家づくりを方針にしている事もあり、一定水準以上の断熱性能に期待する事が出来るでしょう。
そもそもファーストステージは木造2×6工法を採用しているので、一般的な2×4工法に比べて約1.6倍も壁が厚くなります。その分、断熱材を分厚く施工する事が出来るので、断熱性能を重視されている方は在来工法よりも木造2×6工法を選んだ方がより効果を発揮出来ると思います。
ファーストステージで採用されている断熱材は「セルロースファイバー」です。この断熱材はパルプや古紙など、植物由来の断熱材です。「呼吸する断熱材」とも呼ばれていて、環境にも人にも優しいのが大きな特徴。勿論、優れた断熱効果や吸音性にも期待出来るでしょう。
但し、ファーストステージでは耐震等級と同じく、断熱性等級などの表記や、断熱性能を表す数値「UA値」などの公表は行っていないようです。断熱性能は住み心地に直結する重要な項目なので、気になる方は必ず事前に確認するようにしましょう。
ファーストステージは屋上の施工が得意
ファーストステージはデザイナーズ住宅のような洗練されたデザイン性と住宅性能を両立させた注文住宅を手掛けていますが、他にも得意な設計として「プラスワンリビング」があり、屋上や広いインターバルコニーを活用した「もう一つのリビング」の施工実績が多いのも特徴です。
マイホームにリゾートホテルのような空間をプラスする事で、人生にもう一つの彩りを加える事が可能で、例えばパーゴラや家具、間接照明を配置する事でラグジュアリーな空間を演出したり、愛犬専用のドッグランスペースを製作したり、屋外用の調理器具を配置する事でアウトドアスペースを実現したり。様々な用途を施主の希望で実現する事が出来ます。
ファーストステージの実例を一部紹介
アメリカ西海岸をイメージさせるカリフォルニアスタイルの外観デザインはラップサイディングを採用しています。インテリアも白い漆喰壁を基本に木目を融合する事で温かみを感じるスタイルに。階段と吹き抜けの手すりを木製に統一した事で上質な印象を与えてくれます。
こちらはガルバリウム鋼板と無垢材の外壁材を組み合わせたシンプルモダンな外観デザイン。都会的で洗練された印象を与えてくれますが、ヤシの木を庭に植える事でカリフォルニアスタイルとの融合を実現させる粋な提案プランです。
階段下に造作の見せる収納スペースをつくったり、リビング横にダウンフロアのフリースペースをつくったり。完全自由設計だからこそ出来る事は一杯あります。
ファーストステージの保証やアフターサービスを紹介
ファーストステージでは「4つの保証制度」が用意されています。
- 地盤保証システム
- 完成引渡保証システム
- メンテナンス保証システム
- 100年住み継ぐ住宅保証制度
特に注目なのが「100年住み継ぐ住宅保証制度」で、こちらは法律で定められた10年間の瑕疵担保保証が終わる11年目から、10年毎に保険金を支払い第三者点検を行う事で、長く快適に住める住宅を維持する為の制度となっています。この制度は「100年住宅財団」による制度なので、外注で保証延長及びメンテナンスを行うものと考えれば良いのかもしれません。
10年目までは無償で受ける事が出来る瑕疵担保保証ですが、11年目以降も継続させるかどうかは施主次第です。有料メンテナンス費用がどの位かかるものなのか等、気になる部分があれば必ず事前に確認を取るようにしましょう。
尚、引き渡し後の定期無料点検に関しては「メンテナンス保証システム」により2年間、無料で点検を行ってくれます。正直言えば競合他社に比べると少し物足りない内容なので、他社ではどのような保証制度が用意されているのか、比較検討を行うようにしましょう。
ファーストステージは値引きできる?
ファーストステージ(一級建築事務所)は施主の要望やライフスタイルに合った提案を設計士と共につくりあげて行く、完全自由設計の注文住宅となります。先に施主の予算計画を聞いてから設計をする方式なので、基本的には値引き交渉は難しいと考えるのが妥当でしょう。会社の方針としても値引きは一切行わない方針で運営されているそうです。
但し、例えば紹介制度を利用したりキャンペーンを利用する事で少しお得にマイホームを購入する事も可能です。他にも、本体価格から値引きは難しい場合でも、オプションや設備、造作をサービスして貰える場合もあるかもしれません。基本的には値引き交渉は難しい会社にあたるとは思いますが、設計士と一緒に家づくりを行っていく上で何かしらのサービスがあったら嬉しいですよね。そういう意味でも完全に諦めるのは早計かもしれません。
効果的な値引き交渉のやり方やタイミングに関しては、下記の特集ページにてまとめてあるので、興味がお有りの方はチェックしてみて下さい。
ファーストステージの口コミから評判を確認
【ファーストステージへの口コミ】
デザインがカッコ良くて、それで価格も結構安く抑えてくれました。設計からずっと携わってくれた設計士の方や大工の方、皆さまとても良い人でした。シンプルモダンな家でみんなにお洒落で羨ましいと言って貰えて満足しています。
【ファーストステージへの口コミ】
ファーストステージは断熱材がセルロースファイバーなので環境に良いですし、お金を出せば外壁も樹脂サイディングも採用する事が出来ます。樹脂サイディングは30年メンテナンス不要だし、初期費用は掛かるけどトータルで見ればお得だと思いますよ。屋根材もリッジウェイで劣化しづらくて、メンテナンスも簡単なタイプ。結構、家を建ててからのメンテナンス費用の事とか考えてくれている工務店だと思いました。
【ファーストステージへの口コミ】
人手が足りないのか、担当営業マンがいない事が仇になっているのか、とにかく仕事が遅いです。設計も工期も全て遅れまくりで、その間に借りていた賃貸物件の家賃分が勿体なかったですね。ただ、家づくりに対する姿勢は真剣で情熱みたいなものを凄く感じました。特に大工さんは本当に良い人が多くて、とても良かったです。若干不具合もありましたけどね。ローコストの中では人件費を徹底して抑えて中身をしっかり充実してくれていると感じましたよ。
【ファーストステージへの口コミ】
結構、ネット上の口コミで荒れていたので心配していましたが、実際に家を建ててみると満足出来る家が出来たと思います。担当の営業マンがいないので、結構家づくりに対しての予備知識は必要かもしれないです。僕は結構勉強していたし、色々な会社と比較していたので大丈夫でした。デザインがカッコ良くて、そこそこ住宅性能が良くて、それで値段が安かったので、僕の希望とピッタリ合っていました。ガルバリウム外壁のお洒落な家で満足感あります。ただ、吹き抜けを採用したので、少し冷暖房効率が悪いですね。断熱性がイマイチだったのかな。内装も良く見ると安っぽい部分はありますね。この編は値段相応と言えばそうなのかもしれませんが。
【ファーストステージへの口コミ】
新築祝いで集まった親戚が皆、良い家と口を揃えて言ってくれました。社交辞令かもしれませんが良かったです。某大手のハウスメーカーと比較したのですが、セルロースファイバーの断熱材に樹脂サッシ。それに2×6工法でこの値段でやってくれる所は無くて、標準装備のグレードも結構良くて。それでお洒落な外観に仕上げてくれて。ここで建てて本当に良かったです。
ファーストステージのインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- ・デザイン性が良い
・価格が安くてコスパ優秀
・資材や設備などしっかりした家づくり
・大工さんの評判が良い
・吹き抜け採用すると断熱が物足りない
・内装の質感は少し安っぽい
・人手が足りないのか仕事が遅い
・担当営業マンがいないので知識が必要
・アフターサポートが外注にほぼ丸投げ
- ・デザイン性が良い
担当の営業マンの人件費を無駄と考え、「設計士と建てるちょっとカッコイイ家」をコンセプトにした注文住宅を手掛けているのがファーストステージです。人件費を大幅削減しているので、人手不足なのか「仕事が遅い」「工期が遅れる」「施主に知識が必要」といったデメリット面がある反面、洗練されたデザイン性の高い家が価格を抑えながら実現出来ている点に満足されている方が多い印象です。使用している断熱材や設備などのグレードも良い点が満足度を高めている要因かもしれません。
得意なデザインは箱型住宅が都会的な印象を与えてくれるシンプルモダンなスタイルと、アメリカ西海岸をイメージさせるカリフォルニアスタイル。この外観デザインに惹かれる方は候補の一角に含めておいて損はないでしょう。まずはカタログのお取り寄せをして、どのようなマイホームを実現出来るのかチェックしてみては如何でしょうか。
セルロースファイバーの断熱材を使っている工務店を優先的に探していたらここに行き着きました。他にも樹脂サイディングなども採用していて、環境重視した家づくりに共感出来ました。デザインセンスも良くて、私らしい家が完成したと思います。もう3年目ですが、実際の住み心地も良いです。
結露しない家をコンセプトにされているので断熱性能はかなり優秀だと思います。木造2×6工法なので壁を厚く出来ますし、頑丈な家に出来るのも良いですね。セルロースファイバーも評判良いですよね。アメリカでは主流らしいです。日本もようやく空気環境に配慮した家づくりに注目されるようになって来ましたからね。
私はおすすめできないです。
仕事が雑すぎて新築なのに内装は汚く、クロスは剥がれてしまいます。連絡しても直してくれない。
一度きりの人生。後悔ないようにしてください。
内装の壁を漆喰にしました。一年後、かなり浮き上がり、なかには剥がれてしまって、施工が素人過ぎる。
知り合いの職人さんに見てもらったら、これで金取ったのかと一言目に言いました。