近藤建設興業の坪単価とみんなの口コミや評判をリサーチ!

近藤建設興業

近藤建設興業の詳細スペック

性能レビュー
★★★★★
★★★★★
(4.4)
  • 高い断熱性能
  • 高い耐震性能
  • 長期優良住宅
  • 低炭素住宅
  • ZEH対応
  • 高い窓性能
  • 省エネ住宅
  • 換気システム
  • 地盤保障
  • 長期無料保証
価格調査
設備・仕様
商品名本体価格坪単価
OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)本体価格の目安:2,800~3,500万円坪単価の目安:85~95万円
断熱材
A種硬質ウレタンフォーム1種2号,高性能グラスウール,押出法ポリスチレンフォーム
窓仕様
LIXIL製TW、EW
換気システム
第一種熱交換換気システム(エコエア90)
制振装置
制震テープ(Ideal Brain)

目次

近藤建設興業ってどんな会社!?

こちらのページでは、岡山県に本社を置く地域密着型の工務店「近藤建設興業」について詳しく解説してまいります。

近藤建設興業の施工対応エリアは岡山県全域で、地元岡山の気候風土に合うパッシブデザイン設計のZEH住宅を提供しています。

パッシブ設計とは「断熱」「日射遮へい」「通風」「昼光利用」「日射熱利用暖房」など自然の力を賢く使用する設計技術手法を言います。単純に住宅性能を高めるだけでなく、光や風などのエネルギーを活用する設計により快適で健康、エコな暮らしを実現します。

もちろんパッシブ設計の土台には高い住宅性能が必要不可欠です。近藤建設興業の家は高耐震・高断熱・高気密・高耐久・長寿命などさまざまな住宅性能に優れています。全棟で構造計算・許容応力度計算を実施し耐震等級3を取得するだけでなく制震仕様も標準化。さらに気密測定も全棟で実施し、国内トップクラスの気密性を確保。断熱性能も国内屈指のHEAT20 G2水準を最低基準としています。住宅性能面ではほぼ文句の付け所がないうえ、パッシブ設計により心地よく光・風を活用できるプランニングを提案してくれるので、同じ土地条件でも他社とは一線を画す提案をしてくれるはずです。

また近藤建設興業は数値で示すことができる住宅性能だけでなく、住宅部材のあらゆる箇所でメンテナンスサイクルの長いもの、高耐久なものを標準装備しているため、住み始めてからのランニングコストも抑えられるよう工夫されています。

同社は施主のライフプランに寄り添う家づくりを提供している大注目のスーパー工務店です。岡山県で家を建てるならば必見の一社ですので、ぜひ当ページで近藤建設興業の家づくりをチェックしてみてください。

近藤建設興業の会社概要

工務店名近藤建設興業
会社名株式会社 近藤建設興業
所在地岡山県 岡山市 北区津島京町1-1-12
電話番号086-255-0221
代表者近藤直岐
設立1994年
資本金10(百万円)
売上高調査中
従業員数14名
着工数調査中件
施工エリア岡山県全域
キャッチコピー風土を知り 自然に習い 凛と住まう。
売り文句・強み岡山の自然の力を活かしたパッシブデザインに安心・安全に暮らすための性能を施した長期優良住宅「おかやまニュートラルパッシブ」
画像出典元・HPhttps://www.kondo-kk.com/

近藤建設興業の価格や坪単価を知る

それでは近藤建設興業の具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。

近藤建設興業は注文住宅「OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)」が主力商品となります。岡山県の気候風土にピッタリあい、自然エネルギーを賢く使用したパッシブ設計に高気密・高断熱・高耐震の性能を標準装備した認定長期優良住宅となります。

「OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)」は土地ごとの最適解を求め、間取り・設計を提案する完全自由設計となりますので、敷地条件や広さによって価格帯は前後しますが、この項目では約30~35坪前後の一般的な広さで建てた場合の本体価格・坪単価の目安をご紹介していきます。

OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)

  • 本体価格の目安:2,800~3,500万円
  • 坪単価の目安:85~95万円
OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)は岡山県の気候風土に合い、光・風などの自然エネルギーを賢く利用するパッシブ設計の省エネ住宅です。光と風を取り入れ心地良い住み心地を実現するだけでなく、省エネも実現。もちろん安全性能・快適性能も抜群に優秀で全棟ZEH住宅となっています。さらに住宅部材にもとことんこだわっており、キレイが長持ちする自然素材・県産材を積極採用。自然素材の家は長く住むごとに劣化するのではなく、美しい経年変化が楽しめます。
OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)外観画像
OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)内覧画像1
OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)内覧画像2

OKAYAMA NEURTAL PASSIVE(おかやまニュートラルパッシブ)の特徴

  • 自由設計の注文住宅
  • 全棟ZEH住宅
  • 自然エネルギーを利用したパッシブ設計
  • 全棟構造計算+耐震等級3(最高等級)
  • HEAT20 G2水準の断熱性能を確保(UA値0.34以下)
  • 全棟気密測定を実施(平均実測C値0.16)
  • 自然素材・県産材を積極採用

近藤建設興業の家の住宅性能を確かめる

近藤建設興業で家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。

1.耐震等級

災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る

耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。

2.断熱等性能等級

1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要

断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。

3.一次エネルギー消費量等級

今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気

こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。
※これらは後から付け加えたり変更する場合は大きな支出が発生します。容易に変更が難しい項目のため、契約の前に調査・比較しておく必要があります。

近藤建設興業の住宅性能

【解説】
それでは近藤建設興業の家の住宅性能についてみていきます。
近藤建設興業は上図(バランスチャート)の通り、非常に優秀な住宅性能を誇ります。

まず耐震性評価ですが、こちらは文句なしの満点評価(★5評価)です。近藤建設興業では全棟において簡易計算ではない、しっかりとした構造計算・許容応力度計算を実施し耐震等級3(最高等級)を取得。なおかつ制震テープを全棟標準装備し制震仕様の住まいになっています。耐震+制震住宅は地震に耐えるだけでなく、地震の揺れを吸収し躯体ダメージも最小限に抑えるため、きわめて地震災害に強い家といえます。

また近藤建設興業は、比較的間取りの制限が少ない木造軸組み工法をベースにして家を建てているので、設計自由度にも優れるほか、将来の可変性(リフォームのしやすさ)においてもアドバンテージがあります。高い設計自由度で独創的なパッシブデザインを実現できるのも近藤建設興業の強みと言えるでしょう。設計自由度の評価項目も満点評価(★5評価)とします。

続いて断熱性ですが、こちらも文句なしに優秀です。細かい断熱仕様については後述しますが、近藤建設興業の家は全棟でZEH基準を大幅に上回る「HEAT20 G2水準」を最低基準としUA値0.34をクリアしています。このUA値は寒さの厳しい北海道や東北エリアでも十分に通用する数値といえるでしょう。

さらに近藤建設興業では全棟で気密測定を実施し、C値0.3以下をクリア(実測平均C値0.16)しています。UA値・C値のいずれも全国トップクラスの数値を計測している高気密高断熱住宅ですので、室内の快適な温熱環境はまず間違いなく実現できているはずです。加えて近藤建設興業は、光や風などの自然エネルギーを上手に活用するパッシブ設計が得意ですから、なおのこと快適な空間に期待できます。もちろん標準でZEH基準を大幅にクリアしており、標準で全棟ZEH住宅となっています。断熱性の評価も満点評価(★5評価)です。

アフターサポート面では★4評価が妥当でしょう。満点評価ではないものの地域密着型工務店としては十分優秀な水準です。近藤建設興業は建物初期保証こそ品確法で定められた10年間となりますが、定められた有償メンテナンスを行えばさらに10年間の保証延長が可能ですし、地盤保証20年・シロアリ保証5年など法律で義務付けられていない保証も充実しています。

また近藤建設興業は無償の定期点検サポートが大変充実しています。無償点検サービスは他社だと「10年間のみ、それ以降は有償」となるケースが非常に多いですが、同社は建物の引き渡しから30年間にわたって無償定期点検を行っており、この点はたいへん手厚いです。さらに近藤建設興業は住宅購入者に「24時間コンシェルジュサービス」を付けており、家に関する困りごとならば基本的にどんなことでも相談を受け付けています。気軽に家のことを相談できるのも地元の工務店ならではといえるかもしれません。

価格に関しては、注文次第で前後するもののおおよそ「坪単価85~95万円」前後が目安となりますのでローコスト系のハウスメーカーと比較するとやや高額となります。価格面では当サイトの評価基準に則り★3評価としますが、これはあくまで初期費用のみにフォーカスした場合です。

近藤建設興業はそもそも「初期費用を抑えた家づくり」ではなく、「安全・快適・高性能で住み始めてからのコストを抑える家づくり」に力を入れている工務店です。

近藤建設興業の家は高気密・高断熱ですので毎月の光熱費も安く抑えられますし、安全性にも非常に力を入れていますので、災害時でも建て替えなどをしなくて済む、万が一修繕をする場合でも安く抑えられるように家を建てています。外壁・屋根などのメンテナンスコストも大きく抑えられるように、細かい部分まで高耐久でメンテナンスサイクルの長い部材を標準装備しているため、住み始めてからお金がかかりにくい家づくりを徹底しています。初期費用だけを比べれば近藤建設興業の家はやや高額ですが、住み始めてから30年、40年、50年先のトータルコストでシミュレーションすればコストパフォーマンスは非常に優秀です。

日本の一戸建て住宅は「平均寿命30年前後」と言われていますが、同社の注文住宅は定期的なメンテナンスさえすれば、少なくとも3世代にわたって快適に暮らし続けられる性能はあるはずです。3世代に渡って住み続けられる高性能住宅と考えれば「坪単価85~95万円」という価格帯は決して高くはありません。

注文住宅の家づくりはどうしても初期費用で比較してしまいがちですが、マイホームは長く住み継いでいくことが大前提です。住み始めてからの光熱費コスト・メンテナンスコストまで含めた生涯コストで比較することをオススメします。

近藤建設興業の耐震性および耐震等級を知る


次に「近藤建設興業の住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。
結論から申し上げると近藤建設興業の注文住宅は極めて地震に強いです。木造住宅で対策できる最大限の地震対策が施された強靭な構造体となっています。

順を追って解説していきます。
近藤建設興業では「木造軸組みパネル工法」を標準としています。この工法は日本家屋で古くから使われる木造軸組み工法(在来工法)を改良・進化させた工法で、木造軸組み工法の高い設計自由度はそのままに、建物外周部に高強度の構造用合板(パネル)を施工することで頑丈なハコ型構造としています。従来の木造軸組工法は柱や梁などの木材接合部に地震の負荷が集中しやすい弱点がありますが、建物外周部をパネル施工することで壁・床・屋根が強固に一体化し、地震の負荷はパネルを伝わり建物全体にバランスよく分散します。負荷が一極集中しにくいパネル工法は非常に地震・台風などの外力(外からかかるチカラ)に強い構造といえます。

また、近藤建設興業では標準で構造計算・許容応力度計算を行い耐震等級3(最高等級)を取得しています。
耐震等級3(最高等級)の建物が地震に強いことは言わずもがなですが、標準で全棟「構造計算・許容応力度計算を行っている」という点も近藤建設興業の大きな特徴です。

ご存じでない方も多いですが、2階建て以下の木造住宅は構造計算を行わなければならないという法律の規定がありませんので、多くの木造ビルダーは「構造計算をしていない、あるいは簡易計算(壁量計算)で済ませている」ケースのほうが圧倒的に多いのです。そんな中、近藤建設興業では全棟において標準で手間・コストのかかる構造計算を行い耐震等級3を取得している点は評価すべきポイントです。

ちなみに建物の強度を図る構造計算にはいくつか種類がありますが、許容応力度計算はもっとも信頼度の高い計算方法です。資料用紙1枚で事足りる簡易計算(壁量計算)と比べて、許容応力度計算では構造の安定性・地震荷重・風荷重・鉛直荷重・偏心率・剛性率など多岐にわたるポイントを正確に計算するため資料はA4用紙200~300枚に及びます。手間もコストもかかる計算方法ですが、その分「建物がどれだけの応力(負荷)に耐えられるか?」をしっかり正確に測ることができます。

なお、耐震等級3の建物は繰り返す地震にも極めて強いことがデータとして残っています。震度7の揺れがたった2日間で2度も発生した熊本地震でも耐震等級3の建物は1棟も倒壊していません。

構造計算・許容応力度計算を行い耐震等級3を取得していれば、地震に対する備えとしては十分といえますが、近藤建設興業ではさらに全棟標準で「Ideal Brain(アイディールブレーン社)制震テープ」を装備した「制震住宅」となっています。

Ideal Brain(アイディールブレーン社)制震テープの画像

Ideal Brain制震テープは高層ビルの制震装置にも用いられる制振装置で、「粘弾性体」という弾力をもつ素材を両面テープ状に加工したもので木造同士の接合部分に組み込まれます。制震テープが施工された建物は構造躯体全体が制震ダンパーのような役割を果たし、地震時には振動エネルギーを熱エネルギーに変換し揺れを最大80%軽減する仕組みです。

耐震等級3の建物は大災害級の地震が起きても倒壊・全壊しないという安心感はありますが、全壊・倒壊しないからといって地震による構造躯体へのダメージがゼロであるとは言い切れません。

せっかく新築マイホームを建てるのですから、地震がくるたびに家に深刻なダメージがないか?を心配するのは避けたいもの。近藤建設興業の耐震+制震住宅であれば、地震のたびに揺れを大きく軽減するため構造に蓄積するダメージも最小限に抑えられます。地震が発生するたびに「この家なら大丈夫!」と思えるのはプライスレスな価値があります。

繰り返しになりますが近藤建設興業の家は間違いなく地震に強いといってよいでしょう。木造住宅としてはこれ以上ない最大限の地震対策が施された住まいです。

近藤建設興業の基礎仕様


続いて近藤建設興業の基礎仕様について解説していきます。
一戸建て住宅の基礎は家全体の荷重を支える非常に重要な箇所であり、家が完成してからは変更が効きません。基礎の仕様は家を建てる前に必ず着目しておきましょう。

近藤建設興業の基礎の仕様は以下の通りです。基礎仕様だけをみてもわかりにくいと思いますので、建築基準法で規定されている仕様と比べてみましょう。

近藤建設興業の基礎と建築基準法の基礎の規定を比較
基礎の箇所建築基準法の規定近藤建設興業の基礎仕様
基礎高300mm420mm
立ち上がり幅120mm135mm
鉄筋の太さD10(9.53mm)D13(12.7mm)
配筋のピッチ300mm150mm

建築基準法で規定されている基礎と比較するとよくわかりますが、近藤建設興業の基礎は大変ハイグレードです。

まず基礎高ですが、建築基準法の規定よりも120mmも高くなっています。基礎が高いと、床下空間の換気効率がアップし床下に湿気がたまりにくくなるため、湿気による構造劣化(腐食)やシロアリの食害リスクを抑えることができます。この時点で非常に大きなメリットですが、さらに床下空間にゆとりがあると定期点検などの際に床下に作業員が入りやすくなるので、万が一床下空間に不具合やあった場合でも早期発見につながりやすくなる、といったメリットもあります。

基礎の立ち上がり幅や鉄筋の太さ、配筋ピッチは基礎の頑丈さに関わる部分です。基礎の立ち上がり幅は建築基準法では120mmとされていますが、近藤建設興業ではさら分厚い135mmが標準とし、基礎内部に通す鉄筋も太いタイプのD13を採用しています。また配筋ピッチ(間隔)は狭いほどコンクリート内部を通る配筋量が増えるため、狭いほど強度が高くなります。近藤建設興業の家は建築基準法と比べると2倍の配筋が張り巡らされているのでかなり堅牢です。

近藤建設興業の家は基礎の高さ、立ち上がり幅、鉄筋の太さ、配筋のピッチ、いずれも建築基準法の規定を大幅に上回る大変ハイグレードな仕様となっています。大手高級ハウスメーカーと比較してもまったく遜色がないどころか、一部上回る仕様といえます。堅牢な基礎を標準仕様としている点も近藤建設興業の家の大きな特徴です。

近藤建設興業の断熱性能・UA値・断熱材および断熱等級を知る


次に近藤建設興業の断熱性能・UA値・断熱材の仕様についてもう少し深堀りしていきます。
近藤建設興業の詳しい断熱仕様は以下の通りです。

近藤建設興業の断熱仕様
断熱箇所近藤建設興業の断熱仕様
外壁(内断熱)A種硬質ウレタンフォーム1種2号100mm
外壁(外断熱)A種硬質ウレタンフォーム1種2号45mm(オプション)
天井硬質ウレタンフォーム1種2号80mm+高性能グラスウール105mm×2
屋根A種硬質ウレタンフォーム1種2号100mm(+100mm:オプション)
基礎押出ポリスチレンフォーム100mm
窓サッシアルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシ
窓ガラスLow-Eペアガラス、トリプルガラス
中空層アルゴンガス
スペーサー樹脂スペーサー
窓製品名LIXIL社製「TW、EW」
ドア鋼板製断熱ドア、木製ドア

細かい断熱仕様をみてもわかりにくいかもしれませんが、結論から述べると非常にハイグレードな断熱仕様です。

硬質ウレタンフォームは発泡プラスチック系の断熱材で一般的なグラスウール断熱材など比べて約2倍もの断熱性能を誇ります。近藤建設興業の外壁部の断熱材の厚みは「A種硬質ウレタンフォーム1種2号100mm」となりますが、グラスウール(16K)で換算するとおよそ200mm近い断熱層が確保されているのと同義です。標準仕様でも十分に分厚い断熱層ですが、さらにオプションで外断熱を付加することも可能です。

また、近藤建設興業では一般的な天井断熱に加えて「屋根断熱」も採用している点も注目です。屋根に断熱層を設けるには、高い施工技術が必要となるためローコスト系の住宅メーカーではあまり採用されませんが、屋根断熱工法は小屋裏空間までまるごと断熱できるため、上層階(小屋裏・2階・3階)の夏の暑さを大きく軽減することができます。また近藤建設興業では「野地板通気工法(屋根通気)」を採用しているため、夏の結露対策はバッチリです。屋根断熱はそもそも屋根からまるごと断熱しているため家の中に温度差が生まれにくく結露しにくいですが、屋根通気によりさらに結露に強い設計となっています。

近藤建設興業は床下断熱ではなく「基礎断熱」を採用している点も特徴です。
基礎断熱は、床面ではなく基礎に断熱材を施工する断熱工法。基礎部分からまるごと断熱するため、冬の時期でも床から冷気を感じにくい優れた断熱工法です。また基礎断熱も家の中に温度差が生まれにくい工法なので湿気・結露を抑制することにも寄与します。木造住宅にとって湿気・結露は大敵ですから、これらを抑えられる屋根断熱・基礎断熱を採用している点は大きなメリットといえるでしょう。

そして室内の温熱環境を考えるうえで忘れてはいけないのが窓断熱の仕様です。
住まいの中でもっとも熱損失の大きな個所は窓やドアなどの開口部です。せっかく断熱材を分厚く敷き詰めていても窓やドアなどのグレードが低ければあまり意味がありません。

近藤建設興業は樹脂サッシ、Low-Eトリプルガラス、樹脂スペーサー・アルゴンガス(中空層)で構成される非常に断熱性能の高い製品が装備されています。これらは他社では有償オプションの位置づけにされている寒冷地仕様の窓です。ただ、建設エリアの用途地域(防火地域かどうか?)によってはやむを得ずにアルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラスの組み合わせになるケースもありますので、この点は個別にヒアリングしましょう。とはいえ、アルゴンガス入りのアルミ樹脂複合ペアガラスの装備でも十分平均以上のグレードなのでそこまで心配はいりません。

なお、住宅の断熱性は「UA値」という数値で表します。UA値は値が小さいほど断熱性が高いことを示します。
近藤建設興業が最低基準とする数値は「UA値0.34」です。この数値は同社の主な施工エリア(4.5.6地域)におけるHEAT20 G2グレードをクリアする水準となります。

※HEAT20 G2とは
民間団体が定める断熱基準だが、国の定める断熱基準よりもはるかに厳しいことで知られる。G1・G2などのグレードがありG2は特に厳しい断熱性能が求められる。(国も2022年10月にHEAT20 G1・G2水準を目安に断熱等性能等級を改める予定)

HEAT20 G2グレードを最低基準とする断熱性能を確保していれば文句なしに高断熱住宅といえます。近藤建設興業の家はまず間違いなく「夏は涼しく冬は暖かい一年中快適な温熱環境が実現できている」と考えて良いでしょう。

断熱性能を重視する方にも近藤建設興業のおかやまニュートラルパッシブは自信をもってオススメできる住まいです。

近藤建設興業の気密性・C値を知る


住まいにとって断熱性とセットで高めておきたいのが気密性(C値)です。

分厚いダウンジャケットを着ていてもジッパーが空いていれば冷たい空気が入ってくるのと同じで、住宅も断熱材を分厚く充填していてもスキマが空いていればそこから熱損失し空調効率も悪くなってしまいます。

また気密性の良くない家はスキマから熱損失し家の中に局部的な温度差が生まれてしまうのも問題です。
温度差は結露の原因になり、結露はカビや腐食を招き構造躯体を劣化させる原因にもなりかねません。室内の温熱環境だけでなく耐久性にも影響するため、断熱性と気密性はセットで高めるのが鉄則です。

住宅の気密性は「C値(住宅における相当隙間面積)」という数値で表します。C値とは「家の中にどれだけのスキマがあるか?」を表す数値です。C値は0に近いほどスキマが少ない(気密性が保たれている)住まいであることを示します。

前置きが長くなりましたが、近藤建設興業は気密性も文句なしに優秀です。

近藤建設興業では全棟標準で気密測定を行い「C値0.3cm2/m2以下」を基準としています。C値0.3という数値は非常に優秀で、わかりやすく言いかえると「家全体に対してハガキ0.3枚分のスキマしかない」ということです。

一戸建て住宅は一般的に「C値2.0」を下回れば高気密住宅と言われていますので、近藤建設興業が基準とする「C値0.3」でも非常に優秀で文句なしの高気密なのですが、この数値はあくまで「少なくともクリアすべき基準」であり、近藤建設興業の家は実測平均値で「C値0.16」を計測しています。

実測平均C値0.16であれば、全国でもトップクラスの超高気密住宅です。近藤建設興業の家は断熱性も非常に優秀な高気密高断熱住宅なので、夏でも冬でも快適な温熱環境を実現できますしエアコン効率も優秀なので光熱費のランニングコストも安く抑えられるはずです。

ちなみに断熱性を示す数値(UA値)は、設計上の仕様が固まれば計算で割り出せますが、気密性(C値)は家のスキマを1棟ごとに気密測定器を用いて実測しなければ算出できません。気密測定は手間もコストもかかりますし、万が一基準を下回っていると気密工事をやり直さなければならないため、大手ハウスメーカーをはじめC値を実測していない会社は非常に多く、それどころかC値そのものを非公表としている会社も多いのが実情です。

そんな中、全棟で気密測定を行い全国トップクラスの平均C値を計測している点は近藤建設興業の評価すべきポイントといえるでしょう。他社で検討されている方も、C値は施工の丁寧さを図るバロメーターの一つですので、ぜひ注目してみてください。なお気密測定を有償オプションとしている工務店も多いですが、近藤建設興業では全棟標準(追加料金なし)で行っているのも嬉しいポイントです。

近藤建設興業は省エネ・創エネ住宅(ZEH住宅)も得意


当ページの冒頭でもお伝えしましたが、近藤建設興業はZEHビルダーとして登録する工務店で、同社の注文住宅(OKAYAMA NEURTAL PASSIVE)は全棟標準でZEH住宅となります。

ZEH住宅とは「高い省エネ性」と「創エネ設備(太陽光パネル)」を備えることで「家で消費するエネルギー」と「家で創りだすエネルギー」とで、差し引きゼロを目指す住まいのことです。

簡単にいえば「ZEH住宅であればほとんど電気代コストをかけずに暮らせる」ということです。もっと言えば、売電価格や天候の状況によっては売電収入を得ることすら可能です。

さらに近藤建設興業の家づくりは「断熱」「日射遮へい」「通風」「昼光利用」「日射熱利用暖房」の要素を住宅設計に取りいれるパッシブデザインの設計技術手法が採用されている点も注目です。日射や風などの自然エネルギーを最大限活用できるよう間取りをプランニングすることで過剰な冷暖房機器に頼らず、賢く省エネできなおかつ快適な住まいを実現できます。近藤建設興業の家は地元・岡山県の気候風土に合うパッシブ設計ですので、普通のZEH住宅と比べてもさらに省エネが実現できる可能性が高いです。

ちなみに一般的な話をすると、ZEH対応は他社メーカーならおよそ300万円~400万円以上のオプションとなるのが普通です。他社では高額オプションの位置付けとなるZEHを標準化している点は近藤建設興業の大きな強みといえます。

近藤建設興業はもともとZEH基準(UA値0.6以下)を大きく超えるHEAT20 G2グレード(UA値0.34以下)を最低基準としているので、ZEH対応が比較的軽微なこともあり標準化しているのでしょう。

なお、ZEH住宅の普及は政府も推進しているため、申請によって自治体から補助金がもらえたり、税金面での優遇があるなどお得な制度も用意されています。詳しくはZEHのスペシャリストである近藤建設興業に直接ヒアリングしてみましょう。当サイトでもこれから注文住宅を建てるならば、ZEH住宅をオススメします。

近藤建設興業の検査体制を知る


近藤建設興業の注文住宅は耐震性・断熱性・気密性などさまざまな住宅性能に力を入れていますが、設計プラン上の性能がいくら優秀でも「本当に設計プラン通りの性能が実現できているか?」という点が不安な方もいらっしゃると思います。

設計上の性能をしっかり実現するためには、家づくりの工程一つ一つを丁寧に行う必要があります。設計上の数値が優れていても肝心の施工が雑であれば本来の性能を発揮できません。

しかし近藤建設興業に関しては非常に厳しい検査体制を整えていますので「設計上の性能が実現されないという心配はまずない」と考えてよいでしょう。
近藤建設興業では標準で建設住宅性能評価書を取得し、さらに自社検査+第三者検査(住宅性能表示制度以外)を行っています。

建設住宅性能評価書を取得している時点で基礎配筋工事、2階の床躯体工事、屋根工事、内装下地張り、竣工時など細かい検査が行われていますが、さらに自社検査として基礎の配筋検査、社内検査、お施主様による検査を行い、その上で第三者機関による躯体検査、防水検査、完了検査も行います。住宅性能評価制度による検査+自社検査+第三者検査という3重のチェック体制を整えていれば設計上の性能はまず確保されているはずです。近藤建設興業の検査体制は万全といってよいでしょう。また近藤建設興業は、同社の建物仕様を熟知する経験豊富な棟梁が常に複数人で現場を担当しているのも安心できるポイントです。

なお、気密性の項目でも少し触れましたが、近藤建設興業は実測値ベースで「平均C値0.16」という全国でもTOPクラスの数値を計測しています。C値は家のスキマを示す数値ですので、家づくりの工程のあらゆる場面で精密な作業が求められます。きわめて優秀な「C値0.16」を計測している点は、近藤建設興業が1棟1棟で丁寧で正確な施工を徹底している何よりの証明です。

近藤建設興業の24時間換気システム


続いて、近藤建設興業の採用する24時間換気システムについて解説します。
日本の住宅はシックハウス症候群の対策として「2時間に一回、室内の空気が入れ替わる装置(24時間換気システム)」の設置が義務付けられています。

シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などに使われる接着剤などの化学物質(ホルムアルデヒドなど)が室内に充満することで起こる健康被害のこと。目がチカチカする、頭痛、吐き気など症状には個人差が大きい。

ひと昔前の一戸建て住宅は気密性があまり高くなかったことから、家のスキマから自然と空気が入れ替わっていたためシックハウス症候群は意図せず回避できていました。しかし近年では住宅の気密性が向上しているため窓を閉めきっていると適切に室内の空気が入れ替わりませんので、シックハウス症候群の対策として24時間換気システムを設置することになっています。

こう聞くと「では高気密住宅は空気環境が悪いのか?」と不安に思われるかもしれませんが、まったくそんなことはなくむしろ逆です。高気密住宅は室内にムダなスキマが非常に少なく空気の逃げ道が分散しないので非常に計画換気がしやすいのです。

逆に気密性の良くない住まいの換気は、たとえて言うならば「無数の小さな穴が開いたストローで飲み物を飲むイメージ」がわかりやすいと思います。ストローに穴(空気の逃げ道)があちこちにあると上手く飲み物が飲めないのと同じく、低気密な家は計画換気がしにくいのです。

ちなみに一戸建て住宅で採用される24時間換気システムは大きく分けて以下の2種類があります。

換気システムの種類特徴
第1種換気システム給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う
第3種換気システム排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる

近藤建設興業ではLIXIL社の第1種熱交換換気システム「エコエア90」を標準採用しています。
エコエア90は給気・排気のどちらも機械(ファン)のチカラで強制的に行うため、第3種システムに比べて換気能力が高く、室内の空気環境は常に清潔を保てます。

またエコエア90は「熱交換機能」が搭載されている点も大きな特徴です。熱交換機能とは、排気の際に捨てられてしまう室内の熱(暖かさ・涼しさ)を回収し再利用しながら換気する機能のことです。しかもエコエア90は熱交換率90%を誇る非常にハイグレードな熱交換換気システムのため夏・冬のエアコンコストを大きく抑えられます。

第1種熱交換換気システムは近藤建設興業のように高気密・高断熱の住まいとは特に相性が良い換気システムと言えます。さらにエコエア90には高性能フィルターを搭載が付いているため、換気しているだけで「空気清浄器」のような役割も担い室内の空気環境を常にキレイに保てるメリットもあります。

お子様がいるご家庭や近くに大きな道路がある敷地条件など、空気環境が気になる方にも近藤建設興業の家はオススメといえるでしょう。

近藤建設興業の実例を一部紹介

近藤建設興業の手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。

近藤建設興業の建築実例1

継ぎ目のないそとん壁が木目とうまく融合してナチュラルな雰囲気の外観に仕上がっています。

近藤建設興業の建築実例2

広々とした吹き抜けのリビング。木のぬくもりを感じる室内です。

近藤建設興業の建築実例3

白を基調とした美しい外観。自然素材であり性能にも優れるそとん壁の外観です。

近藤建設興業の建築実例4

柱・梁の木材が現しになったナチュラルな雰囲気の室内。

近藤建設興業の建築実例5

上質な木材をふんだんに用いた広々LDK。

近藤建設興業の建築実例6

室内と室外がゆるやかにつながり四季を感じられます。

近藤建設興業の建築実例7

焼杉を用いた和を感じる外観。焼杉の外壁は見た目が美しくインパクトがありますが、見た目だけでなく性能も非常に優秀です。

近藤建設興業の建築実例8

木の温かみを感じるナチュラルな雰囲気の室内。無垢材を使った内装は経年で味わい深さが増していきます。

近藤建設興業の外壁


続きまして近藤建設興業の採用している「外壁材」について解説して参ります。

近藤建設興業では外壁部分にはイニシャルコストだけでなく、メンテナンスなどのランニングコストも含めて一番施主にとって最適な素材を提案しており、「サイディング」「ガルバリウム」「タイル」「塗り壁」など一般的な外壁材ならばほとんど採用可能です。なかでも特徴的なのは塗り壁の素材に「そとん壁」を積極採用している点でしょう。

そとん壁の画像

そとん壁とは
シラス台地の「シラス」でできた外壁材。マグマが噴火と同時に冷やされて火砕流となり堆積したもの。細かい微粒子の中に無数の穴がある複雑な構造となっており、空気層を形成するため外壁材でありながら断熱性ももつ。また透湿性・調湿性に優れるほか耐久性も高く基本的にメンテナンスフリーの優秀な外壁材。

火山が生み出した天然素材のそとん壁は、もともとマグマによる超高温で焼成された高純度の無機質セラミックですので、極めて耐久性が高く紫外線や雨風による劣化・色褪せもおきにくい素材です。防水性も高く基本的にメンテナンスフリーで性能を維持できるため住まいの外壁には非常に適しています。モルタル塗り壁と同様に、継ぎ目のない美しい見た目も人気が高いです。

また近藤建設興業ではそとん壁も含めて全棟でセルフクリーニング機能付きの外壁材を採用している点も大きな特徴です。セルフクリーニング機能とは、外壁に光触媒加工を施すことで分解力と親水性を高めて非常に汚れを付きにくくする機能です。セルフクリーニング機能のある外壁材はそもそも汚れが付きにくいですが、万が一汚れがついても太陽光による汚れが分解し、雨が降れば自動的に洗い流されます。外壁が常にキレイに保たれるのは嬉しいポイントといえるでしょう。

また近藤建設興業では外壁材の目地部分に使われるコーキング剤にもこだわっており、耐用年数15年と比較的長持ちするものを標準採用しています。一般的にコーキング部分は10年に一度打ち換えメンテナンスを行いますが、この頻度を減らせます。さらに近藤建設興業は外壁の塗膜保証も「31年以上」と非常に長いため、外壁塗装のメンテナンスコストも大幅に抑えられます。

外壁塗装のメンテナンスは、家の周りに足場を組んで行う大がかりな工事となるケースが多く100万円単位の金額がかかることもありますので、この頻度を減らせるのは大変大きなメリットです。イニシャルコストだけでなくランニングコストまで含めて最適な外壁を提案してくれるのが近藤建設興業の大きな特徴といえるでしょう。

近藤建設興業の屋根材・ルーフィング


近藤建設興業では屋根材に「ガルバリウム鋼板」か「瓦屋根(三州瓦)」を採用しています。

近年の一戸建て住宅では「スレート屋根」がもっとも一般的ですが、スレート屋根は耐用年数20年前後であるのに対しガルバリウム屋根は「耐用年数30~50年」、瓦屋根は「耐用年数60年以上」と非常に耐久性が高いことが特徴です。また、ガルバリウム屋根は塗装メンテナンスの頻度もスレート屋根に比べて少なく済みますし、瓦屋根はそもそも塗装が施されていないため物理的な衝撃で割れてしまわない限り基本的にメンテナンスフリーです。

また屋根材だけでなく「ルーフィング(屋根下地材)」にも注目することをお勧めします。
ルーフィングはほとんどの施主が気にしない地味な住宅部材ですが、屋根材の細かいスキマに入り込んだ雨水の侵入を防ぐ重要な部分です。ルーフィングのグレードが低いと雨漏りのリスクも高まるほか、メンテナンスコストも高く付いてしまいますので、初めからある程度ハイグレードなものを採用しておくべきです。

正直なところルーフィングに注文を付ける施主はほとんどおりませんので、グレードの低い製品(アスファルトルーフィング940など)を採用している工務店が多いのが実情ですが、近藤建設興業ではルーフィングにもハイグレードな「改質アスファルトルーフィング(ゴムアスファルトルーフィング)」を採用しています。

「アスファルトルーフィング」と「改質アスファルトルーフィング」は、名称こそ非常に似ていますが性能面では改質アスファルトルーフィングのほうが強度・安定性・耐久性・耐摩耗性・耐剥離性・たわみ追従性などあらゆる面で優れています。

改質アスファルトルーフィングよりもグレードが高い製品もあることはありますが、これ以上グレードを上げても価格とパフォーマンスが釣り合わないという見方もあります。よほど予算に余裕がある場合でなければ改質アスファルトルーフィングで十分でしょう。当サイトでもルーフィングには「改質アスファルトルーフィング」をお勧めしています。

近藤建設興業では屋根材はもちろん、目立たない部材のルーフィングまでしっかりハイグレードなものを採用し、住み始めてからのメンテナンスコストを抑える工夫を施している点は素晴らしいです。このような細かい部分に工務店の実直さが表れますので、他社で検討している方もぜひルーフィングにも注目してみてください。

近藤建設興業の保証やアフターサービスを紹介

次は近藤建設興業の保証やアフターサービスについてみていきましょう。
近藤建設興業の保証内容は以下の通りです。

近藤建設興業の保証一覧
保証箇所近藤建設興業の保証内容
建物初期保証(構造躯体・防水)10年間
建物最長保証(構造躯体・防水)20年間
建物保証延長条件・お引き渡しから10年経過し、かつ15年を経過していないもの
・有料メンテナンス工事が必要(防水メンテナンス等)
地盤保証20年間
シロアリ保証5年
壁体内結露保証35年間

近藤建設興業の保証内容は地域密着型の工務店としては十分に手厚い内容といえます。

まず大前提としてマイホームを新築した場合は「構造躯体・雨漏りを防止する部分」に関しては初期保証10年間をつけることが品確法という法律によって義務付けられています。そのため、近藤建設興業の初期保証10年間は法律で定められた範囲ですが、同社では初期保証満了後も、防水メンテナンスなど定められた有償メンテナンス工事を行うことでさらに10年の延長保証が可能です。

全国規模で注文住宅を提供している高級ハウスメーカーでは初めから10年を超える保証期間をつけている会社もありますが、地域密着型の工務店では10年を超える初期保証を付けている会社はかなり少ないです。近藤建設興業の事業規模で最長20年保証システムが用意されている点は評価すべきポイントですし、品確法で定められていない「地盤保証20年」「シロアリ保証5年」「壁体内結露保証35年間」が付くのも安心です。

特に「壁体内結露保証35年間」が付く点は素晴らしい取り組みです。木造住宅にとって結露はカビ・腐食による劣化を招く大敵です。近藤建設興業は、全棟気密測定を実施し極めて優れた気密性(平均C値0.16)を確保しているほか、結露しにくい工夫(野地板通気工法・基礎断熱)をしているので「結露しない家」に絶大な自信があるのでしょう。単純に結露しにくくなる工夫が随所に施されているだけでなく、しっかり壁体内結露保証(35年間)を付けている点は評価すべき点です。

また近藤建設興業はアフターサポートとして行っている無償定期点検サービスが大変充実しています。

近藤建設興業の無料定期点検(建物の引渡しから)
  • 3か月後
  • 1年後
  • 3年後
  • 5年後
  • 10年後
  • 15年後
  • 20年後
  • 25年後
  • 30年後

他社の場合「無償定期点検は10年間まで以降は有償」というケースが多いですが、近藤建設興業では建物の引き渡しから30年間の間で計9回もの無償定期点検を行っています。全国展開のハウスメーカーならわかりますが、地域に根差した工務店の事業規模で30年間も無償で点検を行っているのは驚きです。この点は同価格帯の他社と比較しても圧倒的に充実しています。

また近藤建設興業はアフターサービスの一環として「24時間コンシェルジュサポート」も付けています。このサービスではカギやトイレ、給湯器のトラブルなど日常生活におけるトラブルに対して無料で応急処置に駆けつけてくれるほか、照明器具の交換、家具の移動、高所窓のお掃除などさまざまなお手伝いを無料(年2回)でサービスしてくれます。さらに火災保険の損害査定や医療案内ダイアルなどかなり手厚いサポートになっています。

近藤建設興業では施主側からの修理依頼やメンテナンスの相談は随時受け付けていますし、なにかしらの不具合があった場合でも無償で修理対応をしています。(会社側の過失の場合)

近藤建設興業の保証・アフターサービスとしてはかなり手厚いと考えてよいでしょう。

近藤建設興業は値引きできる?

工務店値引き

次に近藤建設興業の家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。

住宅業界は個別の値引き対応がよく行われている業界で、注文住宅を建てる場合は会社によって程度の差はありますが、建物本体価格の3~8%程度が値引き交渉の相場といわれています。

近藤建設興業に関しては、インターネット上で過去の値引き事例を確認できませんでしたので、値引きが可能かどうかをはっきりと断言することはできかねますが、そもそも値引きの可否は購入するタイミングやプランによっても異なりますので、購入の意思が固まったら一般的な値引き相場である「建物本体価格の3~8%」を目標に交渉してみると良いでしょう。

なお値引き交渉は購入するプランや追加するオプションがしっかり固まり最終的な見積もりが出た直後、契約直前のタイミングがベストです。工務店側も契約の直前まで話が進んだお客様は「絶対にまとめたい」と考えています。少し大胆な交渉をぶつけてもしっかり検討してくれる可能性が高いです。

当サイトでは、値引き交渉やオプションの交渉に関するコツを下記のページで詳しく特集しています。
近藤建設興業だけでなく、他社との交渉にも有効ですので本格的な値引き交渉を行う前にぜひチェックしておきましょう。

近藤建設興業の口コミから評判を確認

【近藤建設興業への口コミ】
自然エネルギーを賢く利用するパッシブデザインに魅力を感じました。標準仕様の住宅性能も高く特に断熱性と気密性が抜群に高いとのこと。初期費用は安くはないですが長い目でみればランニングコストを抑えられる家のほうが金銭的にも得ですし資産価値も高いと思います。

【近藤建設興業への口コミ】
断熱性は抜群に優秀だと思います。比較対象が以前住んでいた木造アパートですが冬の室内の温かさは格段に違います。デザインも天然木が随所にあしらわれていて気に入っています。

【近藤建設興業への口コミ】
内装、木材、フローリングにしても外壁とか屋根にしてもいろんな部分でちょっと良いグレードの部材が使われているから全体的に家のクオリティは高いと思います。初期費用は安くはないですがその分ランニングコストが安くなるように考えられているので50年スパンでみればコスパよいとのこと。ローコストで建てて気温のストレスに悩みながらランニングコストも高いことを考えれば、最初に少しお金かけても快適でできるだけメンテ安い家のほうが良いと思います。

【近藤建設興業への口コミ】
HEAT20G2とC値0.3以下なので一条工務店に並ぶくらいですね。1種換気で熱交換率90%なので換気性能もほぼ一条並み。普通に住宅性能は良いと思います。一条に比べて自由度が高いのとパッシブデザインなのが良いところですかね。

【近藤建設興業への口コミ】
新築前にいろいろ大手ハウスメーカーとも比較しましたが、近藤建設は耐震等級3ですし断熱性も高いので大手ハウスメーカーに劣らないどころか良い部分のほうが多くてびっくりしました。あと全棟で気密測定と第三者検査を徹底しているのもいいですね。規模の小さい工務店のほうが性能が良いことに驚きましたが、全国にも少数ながらすごくこだわっている工務店があるみたいですね。近所にこういうこだわった工務店があって良かったです。

近藤建設興業はインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。

近藤建設興業の口コミ・評判をまとめると
  • パッシブデザインに魅力を感じた
  • 標準仕様の住宅性能が高い
  • 耐震等級3で地震に対して安心
  • 断熱性・気密性が高い
  • 様々な住宅部材のグレードが高い
  • 長期スパンで考えるとコスパが良い
  • 大手ハウスメーカーと比べても住宅性能が優秀

近藤建設興業の口コミ評判は、高い住宅性能やハイグレードな住宅部材などに対してポジティブな意見が目立った印象です。また自然エネルギーを賢く活用するパッシブ設計に魅力を感じる口コミも見受けられました。

最後に近藤建設興業の注文住宅について総合的にまとめておきます。

近藤建設興業は非常に優秀な住まいを手掛ける、まさにスーパー工務店です。全棟で構造計算を行い耐震等級3を取得しさらに制震仕様の安全設計、HEAT20 G2を最低基準とする断熱性、全棟気密測定を行い平均C値0.16を計測など、住宅性能はあらゆる面がハイレベル。また外壁や屋根に加えて目地部分のコーキングやルーフィングなど目立たない部分にまでハイグレードなものが標準装備され、住み始めてからのランニングコストを抑えられる工夫も随所に施されています。

初期費用の価格帯に関しては、本体価格の目安「2,800万円~3,500万円」「坪単価85~95万円」が目安となりますのでローコスト住宅メーカーと比較すると高額ですが、近藤建設興業はそもそも初期費用を抑える営業方針ではなく「高い住宅性能&パッシブ設計の家で生涯コストを抑えること」を重視しています。

初期費用だけを比較するならば、もっと安い価格で注文住宅を建てられるビルダーはいくらでもありますが、30年、40年、50年以上の長いスパンで比較すれば近藤建設興業のパッシブ設計の家は全国トップクラスのコストパフォーマンスと言えるでしょう。それほどさまざまな部分でこだわった素材、材質、工法が使われています。

近藤建設興業は岡山県で安全・快適・省エネの注文住宅を建てたい方はぜひ一度チェックしていただきたい一社。特にその土地ごとの特性から自然エネルギーを賢く活用し省エネを実現するパッシブ設計に興味のある方は必見です。他社とは一線を画す面白い提案をしてくれるかもしれません。まずはカタログを取り寄せ、どんなプランニングができるのかチェックしてみる事をオススメします。

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