紀の国住宅の詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
グラン | 本体価格の目安:2500万円~ | 坪単価の目安:62.5万円~ |
エレガン | 本体価格の目安:1900~2200万円 | 坪単価の目安:47~55万円 |
レスティーニ | 本体価格の目安:1500~1999万円 | 坪単価の目安:37~49万円 |
- 断熱材
- 吹き付けウレタンフォーム,フェノールフォーム
- 制振装置
- 制震ダンパー「エヴォルツ(evoltz」」
目次
紀の国住宅ってどんな会社!?
紀の国住宅は和歌山県を中心に年間着工数200棟を誇る、和歌山県で着工数NO.1の工務店です。近年では和歌山県だけでなく、大阪府内にも新たな拠点を設けるなど施工エリアを拡大しています。
紀の国住宅の家は、全棟耐震等級3・耐風等級2相当の強度を基準とするほか、気密性・断熱性もZEH水準をクリアするなど概ね優秀です。また比較的制限の少ない木造軸組み工法を採用しているため設計の自由度も高いと言えるでしょう。モダンでスタイリッシュなデザインの家が好みであれば、要チェックです。
なお紀の国住宅では、関係する取引業者113社で結成された「リボーン会」を構成し、一流の職人だけを厳選し家づくりを行っている点も特徴的です。良い家を建てるためには腕のいい職人が必要不可欠。職人を大事にする紀の国住宅の取り組みは評価できるポイントと言えるでしょう。さらに紀の国住宅は分譲住宅開発や不動産事業などを多角的に手掛けることから地元和歌山の土地探しも得意としています。土地探しから始めるマイホーム計画にも強い味方になるはずです。
紀の国住宅の価格帯は「坪単価36~47万円」がボリュームゾーンとなります。住宅性能に優れた家をローコストで建てたい方はぜひ一度紀の国住宅のカタログをチェックしてみましょう。
紀の国住宅の会社概要
工務店名 | 紀の国住宅 |
---|---|
会社名 | 紀の国住宅株式会社 |
所在地 | 和歌山県 和歌山市 餌差町1-36 |
電話番号 | 073‐433-3911 |
代表者 | 林 博文 |
設立 | 1977年 |
資本金 | 96(百万円) |
売上高 | 4087(百万円) |
従業員数 | 110名 |
着工数 | 200件 |
施工エリア | 和歌山,大阪 |
キャッチコピー | 木のぬくもり。人のぬくもり。 |
売り文句・強み | 全棟耐震等級3・耐風等級2相当の仕様 |
画像出典元・HP | https://www.kinokuni-j.co.jp/ |
紀の国住宅の価格や坪単価を知る
次に紀の国住宅の具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。
紀の国住宅では複数の商品ラインナップを展開しています。この項目では紀の国住宅の人気商品のなかから、フラッグシップモデルの「グラン」、家事動線と空間の一体感にこだわった「エレガン」、規格住宅プランの「レスティーニ」の3つの商品をピックアップして参考価格とともにご紹介させて頂きます。
グラン
グランの特徴
- 紀の国住宅のフラッグシップモデル
- 自由設計の注文住宅
- 高気密・高断熱・高耐震のハイグレード仕様
- 全館空調システムを標準採用
- 制震装置エヴォルツを標準採用
エレガン
エレガンの特徴
- スタイリッシュな木の住まい
- 家事動線をコンパクトにまとめた間取り
- 将来のライフスタイルの変化にも対応しやすい
- 人気の住宅設備を標準装備
レスティーニ
レスティーニの特徴
- セミオーダーの規格住宅
- 設備・屋根材・外壁・間取り・内装をカスタム可能
- 構造材にヒノキ材を使用
- ハイグレードな設備を標準採用
紀の国住宅の家の住宅性能を確かめる
紀の国住宅で家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。図解でわかる!紀の国住宅の住宅性能
【解説】
それでは紀の国住宅の家の住宅性能についてみていきます。
まず耐震性についてですが、紀の国住宅は「基礎」と「構造」に特にこだわっており、基礎には分厚い立ち上がり幅の「べた基礎」を採用し、構造は柱の数を通常の1.5倍に増量、筋交いの量も建築基準法よりも2倍以上に増量した木造軸組み工法を採用しています。さらに制震ダンパーも採用可能(グランでは標準採用)。紀の国住宅は通常よりも強度を上げた基礎、構造を採用し、基本的に全棟「耐震等級3(最高等級)相当」の強度を基準に家を建てているため耐震性は高いと言えるでしょう。
また、紀の国住宅は気密性・断熱性も優秀です。断熱材には気密性を確保しやすく、断熱性能も高い吹き付けウレタンフォームを採用。特にフラッグシップモデルの「グラン」では断熱性の数値「UA値:0.34」、気密性の数値「C値:0.5」とZEH水準を超えるレベルの性能を誇ります。一部商品では気密性・断熱性の数値を公開していませんが、基本的に紀の国住宅では高性能な「吹き付けウレタンフォーム」を採用しているため、いずれも気密性・断熱性の数値が極端に低いとは考えにくいです。
また、紀の国住宅は比較的設計上の制限が少ない木造軸組み工法を採用しているため、間取りの自由度も高いです。こだわりの間取りプランも紀の国住宅なら実現できる可能性は高いでしょう。
価格帯はおおよそ「坪単価37~46万円」前後がボリュームゾーンとなります。住宅性能の優秀な上位モデルや、ZEH仕様のモデルは坪単価50万円を超えるケースもありますが、セミオーダーの規格住宅モデルであれば、ローコスト住宅の価格帯でも平均以上の性能をもつマイホームを建築可能です。価格を抑えつつ住宅性能にこだわった自由設計の注文住宅を建てたい方は紀の国住宅をチェックしておきましょう。
紀の国住宅の耐震性および耐震等級を知る
次に「紀の国住宅の住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。
紀の国住宅は「基礎」と「構造」に特にこだわっている工務店です。基礎は「べた基礎」を採用しベース部の鉄筋は細かく150mmピッチで施工、立ち上がり幅は150mmと分厚いです。またコンクリート強度は24N/mm2に仕上げています。基礎の仕様は非常に優秀と言えるでしょう。
また、構造には耐力壁に「筋交い(すじかい)」を用いた木造軸組み工法を採用しています。筋交いを用いた軸組み工法は、構造材同士の接合部分に地震の負荷が集中しやすいため、パネル工法やツーバイ工法に比べて耐震性が弱いと言われていますが、紀の国住宅の家は一般的な木造軸組み工法よりも柱の数を通常のおよそ1.5倍に増量しているほか、筋交いの量も建築基準法よりも2倍以上を施工するなど大幅に強度をアップさせています。紀の国住宅の家は、商品に関わらず全棟において耐震等級3(最高等級)、耐風等級2(最高等級)相当の強度となっているため、耐震性の面では安心して良いでしょう。
さらに紀の国住宅のフラッグシップモデル「グラン」は他の商品よりも耐震性が高くなっています。グランでは通常、通し柱にのみ使われる4寸柱(12cm角の太い柱)を全ての柱と梁幅に採用し構造躯体の強度が大幅にアップしているほか、制震装置「エヴォルツ(evoltz)」の標準搭載しています。
制震装置エヴォルツは、自動車などの振動を吸収するショックアブソーバーの技術を住宅向けに応用した特許取得の制震装置です。小さな揺れから大きな揺れまで確実に吸収し、繰り返しの地震にも高い効果を発揮します。制震ダンパーエヴォルツを搭載したグランは、紀の国住宅の家のなかでも特に地震に強いと言えるでしょう。
なお、制震ダンパーエヴォルツはフラッグシップモデルの「グラン」には標準搭載されていますが、その他のモデルにオプション採用が可能です。紀の国住宅の家は、標準仕様でも十分に地震に強いですが、さらに地震に備えたい場合はオプションで制震ダンパーの採用を検討するのも良いでしょう。
紀の国住宅の断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
次に紀の国住宅の断熱性能についてもう少し深堀りしていきます。
紀の国住宅は断熱材に吹き付けウレタンフォームを採用しています。吹き付けウレタンフォームは、一般的なグラスウールよりも優秀な断熱性能を誇り、また構造材に密着して膨らむ性質があるため気密性も確保しやすい断熱材です。紀の国住宅では断熱材の厚みについては詳しく公開していませんが、商品によっては具体的な気密性・断熱性の数値を公開しています。紀の国住宅で公開している商品は以下の通りです。
紀の国住宅の商品 | UA値(W/m2K) | C値(cm2/m2) |
---|---|---|
グラン | 0.34 | 0.5 |
ネクストゼロ | 0.43 | 不明 |
エコ住宅 | 0.43 | 不明 |
特にフラッグシップモデルの「グラン」では断熱性の数値「UA値:0.34」、気密性の数値「C値:0.5」と非常に優秀な性能を誇ります。断熱性においてはZEH水準をも大きく超えるレベルです。また気密性「C値0.5」も極めて優秀な数値です。十分高気密住宅と言えるでしょう。
商品によっては特に気密性・断熱性の数値を公開していないものもあり、商品ごとの詳しい気密性・断熱性はヒアリングが必要ですが、基本的に紀の国住宅では、断熱材に高性能な「吹き付けウレタンフォーム」を採用しているため、いずれも気密性・断熱性の数値が極端に低いとは考えにくいです。おそらくどの商品も平均以上の数値は確保されていると思われます。ただし念のため、詳しい数値は直接ヒアリングすることをオススメします。
紀の国住宅は省エネ・創エネ住宅も得意
紀の国住宅は省エネ・創エネに特化した家づくりにも積極的に取り組んでいます。紀の国住宅の「ネクストゼロ」は標準仕様で気密性・断熱性が高く、太陽光発電システムやHEMS(電力の見える化システム)なども標準搭載あれているZEH仕様住宅となります。
ZEHとは「家で消費するエネルギー」と「家で創るエネルギー」を差し引きゼロを目指す住宅のことです。高い断熱性能を備える家は消費エネルギーを低く抑えることができ、さらに太陽光パネルなどの創エネ設備を採用することで光熱費のランニングコストを大きく削減できます。紀の国住宅の家はもともと気密性・断熱性に優れているため、他社と比較して容易にZEH水準を満たすことが可能です。ZEH住宅を検討している方にも紀の国住宅はオススメの工務店と言えるでしょう。
紀の国住宅の実例を一部紹介
次に紀の国住宅の手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。
こちらは紀の国住宅のエレガンの建築実例です。シンプルモダンのおしゃれな外観です。
構造材(梁)が一部あらわしになった木質感あふれる室内。天井の木目も非常におしゃれです。
ダークな色の外壁を採用して引き締まった印象の外観です。
勾配天井を活かした日当たり抜群の開放的なリビングです。
フローリングに明るい木目を採用したリビングです。ナチュラル系のインテリアが馴染む優しい空間です。
紀の国住宅の保証やアフターサービスを紹介
次は紀の国住宅の保証やアフターサービスについてみていきましょう。
紀の国住宅の「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」の初期保証は「10年間」となります。
新築マイホームを建築する場合は品確法という法律によって「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」に関しては、10年間の初期保証が義務付けられているため、紀の国住宅の初期保証は法律で定められた最低限の範囲の内容と言えます。なお、特に延長保証システムも公式ホームページにアナウンスがないため、おそらく延長保証は用意されていないと思われます。
また紀の国住宅ではアフターサポートとして、建物の引き渡しから「3か月後、1年後」の計2回の無料点検を行っています。ただし、その後も顧客の要望があれば、有償にはなりますが検査およびメンテナンスを実施しています。紀の国住宅は無料点検の期間・回数に関しては、競合他社と比較して若干物足りない内容と言えるかもしれません。
紀の国住宅は値引きできる?
次に紀の国住宅の家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。
一般的に注文住宅を建てる場合は3~8%程度であれば値引き交渉に応じてくれるハウスメーカー・工務店が多いのですが、紀の国住宅に関してはインターネット上に値引きに関する具体的な情報がほとんど確認できません。おそらく紀の国住宅も一般的なハウスメーカー・工務店と同様、本体価格の数%程度の値引きであれば交渉の余地はあると思われますが、確実なことは言えませんので、購入の決意が固まったら「ダメでもともと」という気持ちで交渉してみることをオススメします。
当サイトでは値引き交渉のコツのほか、オプション交渉のコツに関しても詳しく特集しています。ぜひ以下のリンクよりチェックしてみてください。
紀の国住宅の口コミから評判を確認
【紀の国住宅への口コミ】
紀の国住宅、いいですよ。いろいろ比べましたが、他社は気密性、断熱性についてあまり説明してくれませんでしたが、紀の国さんはよくぞ聞いてくれました!って勢いで説明してくれました。住宅性能は良い方だと思います。デザインもそれなりにおしゃれですし価格も大手に比べれば安いです。
【紀の国住宅への口コミ】
全館空調は快適ですね。迷いましたが、付けて良かったです。構造もがっしりつくってくれてるみたいですし、今のところ不満はないです。ローコストとはいえない価格でしたが、性能重視ということで。
【紀の国住宅への口コミ】
住宅性能オシの会社だと思いますが、デザインも割と今風で悪くない。ただ営業マンの対応は他社よりも雑だったね。もったいないよ。もう少し社員教育はしておいた方がいい。
【紀の国住宅への口コミ】
営業マンが自社のアピールよりも他社の悪口ばっかりでした。
【紀の国住宅への口コミ】
モノはいいと思いますよ。構造もちゃんとしていますし、断熱材も良いものを使っていると思います。
紀の国住宅のインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- 断熱性・気密性が高い
- デザイン性も高い
- 全館空調システムが快適
- 営業マンの対応は評価が分かれる
紀の国住宅の口コミ・評判は、住宅性能については肯定的な評価がありましたが、営業マンのレベルに関しては評価が分かれているようです。
紀の国住宅は和歌山県を中心に、住宅性能の優れた注文住宅を比較的リーズナブルな価格帯で建てられる工務店です。住宅性能と価格のバランスに優れたマイホームに興味がある方はぜひ一度チェックしてみましょう。
和歌山で建てたいと思っていてきのくに住宅が筆頭候補です。比較的安めな価格でデザインはこの辺りでは素敵でして、実際にお住まいの方いましたら感想教えて下さい。
和歌山では有名な会社です。
子育て世代でも購入出来る値段の安さは良心的に感じます。
デザインも結構お洒落な感じなので若者にも人気ありますよ。
デザイナーズハウスは本当に価格以上に見えます。
住宅性能に優れたモデルは相応に価格が高いですね。
私は予算的に厳しかったのでレスティーニで建てました。
セミオーダー住宅でも、間取りの変更は可能ですし、住宅設備も結構充実していて、満足度は高いと思います。
営業、設計士さんが気さくでいい人だったのて気持ち良く打ち合わせが出来思い通りの家が建てれて本当に良かったです。
数年前のMBSボイスで欠陥住宅報道されてから現在までに何か変わりましたか?同じような被害に遭われた方は、その後どうなりましたか?
紀の国住宅では大工を雇っていないようなので、下請け工務店に丸投げしているのは今も変わらずなんじゃないの?知らんけど。
家主も施工業者を訴えたみたいね。
いやー、建ててる棟数が多いからか、同業者の嫌がらせか、不安になる口コミが多いこと。
インダストリアルな内装に憧れて紀の国に辿り着いたけど、内装なんてどうにでもなるか笑